1月に始まったから、8月は第8回。
こういうわかりやすいのは良い。
ということで、昨日は、第8回志ぶや音楽祭。
PAで気になったことがあったので、昨日はミキサーを買って出ました。
使ってるのは私のミキサーだからね。
ということで、専太郎だ。
やっぱり、全体の音が聞こえるところで調整するべきだということ。
そして、リバーブなんかも聴きながら調整したい。
全ては少しでもいい音で演奏してもらうために。
で、7mのシールドを2本。
テーブルの下を這わせます。
あと、ハウスオブフェイムのギター用のリバーブを。
今後はディレイをもっていってもいいかなと。遊んでいるのがあるので。
でね、頑張りましたよ。
ミキサーはやっぱり、30年前のものなのでだいぶへたっているのと、志ぶやのリアのスピーカーがここのところゴロゴロ音がするのはご容赦いただくとして、まあ、ベストで調整ができたのではなかろうかと。
演奏を聴きながら調整できるというのはいいですよ。やっぱり。
いろいろ課題がみえましたが、今後、こういうことも増える可能性もあるし、できるに越したことはない。
他の人の役に立てるからね。
で、昨日の二組のトップバッターはナツメグさん。
吉祥寺の加藤さんのお気にいりということで、昨年の加藤さんのライブで拝見しておりました。
透明感のある、イキのあったハーモニーは、1歳からのおつきあいから生まれたものだそうです。
保育園からのお付き合い。
小学校の頃なんかから夕方おうちへ帰るときに、一緒に歌を歌われていたそうです。
場所は、鹿児島、枕崎。本当にいいところと、熱心に語られるお二人に感動します。
誇れる故郷と、子どものころからの親友がいるというのは素晴らしいことです。
私は、転校ばかりだったので、故郷と呼べる場所もなく、今、会える友達もさかのぼれるのは小学校5年までです。
だから、息子たちには、一つのところで育ち、子どもの頃からの友達と成長してほしかった。
人間って、本来そういうふうな生き方をするものでしょ。
円満な人格に育つには、成人するまで慣れ育った環境で成長するというのは、ものすごく大切なことだと信じています。
だから、ナツメグさんのありようは素晴らしいと思います。
こうきたら、こうする、みたいな、打合せを必要としないテレパシーで運営されているようなステージングは文句なしに楽しいです。
お互いのベストの音量なんかもわかっていらっしゃるんですねぇ。
いいものです。
サポートのギタリストの宮本さんが、また、素敵な方で、本番前に、クラプトンとか、ディランの話で盛り上がりました。
私がOAを行ったのですが、イチロー選手への、オマージュでの「上をむいてあるこう」の途中で無茶ぶりをしたのですが、ものすごくいいギターを弾いてくださいました。
そして、2曲目の「夢」もオブリからソロをいれてくださいました。
飯塚さんが、とても即興だとは思えなかったと。さすがは宮本さんです。
ナツメグさんにはイベントにでていただこうと思います。
9月には2度目のルーマニアということで、ますます、活動著しい、ナツメグさんでした。
そして、2番手は、山本好乃さん。
今年の56sの雛祭りでご出演いただいておりました。
矢野顕子さんを標榜されるだけのことはあって、非常にナチュラルな音楽をアウトプットされます。
そして、愛されて育った女性なのだなぁということが伝わってきます。
はしはしに、人に対する愛情が発露されています。
安心しますよね。こういう人がそばにいると。
どなかたかのカバーということでしたが、「なにもかんがえずに口づけをしょう。理由なんか考えないで」
というような内容の歌があり、そのなんともいえない、はかなさのようなものの表現がすばらしいなぁと、いつも、聴きいってしまいます。
私の「夢」を日吉さんの伴奏で歌ってくださったのですが、ちょうど、その時にリアのスピーカーのノイズがマックスで、エフェクトのリバーブを強くするとノイズがひどくなる、というジレンマでいい音に調整が今一つだったのが、すごく残念です。
また、歌ってほしいなぁ。
ナツメグさんのお友達の当日の8月8日のお誕生日の方が3人いらっしゃるということで、途中でケーキとハッピーバースディの歌もありました。
こういった細やかな心遣いも素晴らしいし、志ぶやらしいライブだと思います。
大人のね、おたがいを思い遣ることのできるライブ。
こんなのあんまりないですよね。
そして、そのことを介在にして、初めて会った人同士がいろんな話をできるという。
私自身、その8月8日のお誕生日の方の一人と、自転車で荒川を走る話でもりあがり、すごく楽しかったです。
こういう節度ある、大人の交流というのが、このライブのいいところで、ますます発展させていきたいなと、うまいことまとめて、今日のブログはおしまい。
専太郎でした。