寒さには、ひときわ弱いさくらです
阿波の国は、天気雨ならぬ天気雪のような、不思議な寒さ
つくづく先週の京都行きは、守られてたなあ。。。と思います
さてマジカル&ミラクルな靈氣講座の続きをば
そもそも“靈氣”とは、日本人にはおなじみの「手当て」なのだから、わざわざ習わなくっても、本来誰もができるものであるはず。
そんなものにお金を取るなんて、おかしいんじゃないか??
という声もあることは重々承知。
この世の“システム”はだいたい何でもそうですが、「直傳靈氣」もその例に漏れず、要は組織運営費が必要だから。
さくらの属するカトリック教会もそうですし、あらゆる種類のなんやら協会とか、地方自治体から国家に至るまで、すべては組織を維持運営するための費用が必要なので、サービスを受ける側から“みかじめ料”を徴収する必要があるわけですね
まあこうした組織があるおかげで、修了証書なんかを発行してもらえたりするのですが、
単なる機械的な“伝授”かつ中身も薄っぺらい講座なら、正直なところ、べらぼうに高い値段だとさくらも思います
だけど伝授して頂いたのは、ほかでもないヒロ先生
何事もそうですが、何かを習うなら、まず人を選べということの重要性を改めて実感しましたし、
バージニアのちえこ姐さんからも、
「絶対にさくらちゃんにとって、素晴らしい贈り物になると思う!! 」
と言われていたとおり、
さくらは本当に人生を変える素晴らしい体験ができたと思いますし、
靈氣を使えるようになったという以上の、神様のご計画とギフトが待っていたのでした
さてその直傳靈氣(じきでんれいき)。
受講生は、ヒロ先生から“靈授”をしてもらうことで、天からのエネルギーを受け取りやすくする“回路”が開かれます
(→ヒロ先生、なんだかものすごいとことつながってたようです
手を当てて流れていくのは、身体だけでなく、心と魂にも働きかける癒しの力
身体と心はつながっているので、身体の不調の元となっている心の癖や偏りを治すことで、“根治”=心身の根本治療を図るのです
練習でお互いに靈氣を送りあううちに、ささなおさんが、さくらの中の小さな女の子のビジョンを見て、教えてくれました
それは、着物姿の小さなお姫様が、お庭で楽しそうに遊んでいる場面
おはじきとかなんかそんなのを、お部屋のなかでやればいいのに、
なぜかわざわざお庭の外でやっている。
今でも時々、妙なこだわりが出てしまうさくらは、「絶対に外じゃなきゃ嫌!!! 」と言い張った、その小さなお姫様の様子がありありと想像できました
その小さな女の子のワガママを、周りは温かく見守ってくれて、お友達とキャッキャと遊んでいる
そんな無邪気な女の子は、現在のさくらの中にも確かに存在していて
しかし現代日本に生きるとなると、「これをしてはいけない」「そんなことするなんて、変」「みんなに合わせなさい」等々、わけのわからないことを幼少時から現在に至るまで言われ続け、
なんでなんで??いったい何がいけないの???
という、疑問の嵐
そのうちに、「となりのトトロ」のめいちゃんのように、拗ねて家出をしてしまうことになるのでした
そしてもう一人あらわれたのが、気位の高い貴婦人
ヒロ先生によると、
「さくらちゃんの中に、めいちゃんみたいな5歳の女の子と、プライド高い女性が両方いて、それが交互に出てくるから、バランス悪くって仕方ない」
このバランスの悪さこそ、初日にペンギンだったさくらの姿であり
いつからか忘れてしまった、本来の自分の姿を取り戻す鍵となるのでした
・・・ですけどね。
めいちゃんも気位高いご婦人も、えらい怒ってはったんですわ
それが、さくらがひた隠しにしてきた、ブラックさくら
本来の自由でワガママな自分でいると、日本社会ではダメ出しをされ続けてきた結果、
「周りに合わせなければ受け入れてもらえない」と思い込み、自分の心の声を聴かないようにして
とりわけ魔界ではそうしなければ生き残れなくて、心身ともに限界まで頑張ったけど、これ以上は無理というところまできてしまった
ヒロ先生、ささなおさん、ゆうゆさんから、
100%「いい人」でいる必要はないし、腹黒い自分があってもいいんだよ
と優しく言われて、思わずさくらが言い放ったことばは
じゃあ、バカにバカって言ってもいいってこと???
いやいやいやそういうことじゃなくって・・・ と全力でみんな止めてくれましたが、
その後もブラックさくらは炸裂
IQの低いやつとは口を利きたくない
なんでこんなやつの言うことを私が聞かなきゃいけないんだ
なんでこんなやつのために、私がこんなことやってやらなきゃいけないの???
まあ、溜め込んでいた本音が爆発しつつ
それはまたさくらが必死になって守ろうとした、本来の自分自身=魂でもあったのです
小さい頃から集団になじめなかったさくらは、学校は決して楽しい場所ではなかったのですが、
究極の日本社会の縮図たる永田町(魔界)時代は、ほとんど適応障害であったにも関わらず、
「一応自分で選んだ職場なんだから、一生懸命やらなきゃいけない」と思い、涙ぐましい努力を重ねていました
特にラスボス=校長との最終最後の戦いは、壮絶を極めました
どんな嫌味を言われようとも、周りが嫌がらせをしてこようとも、眉毛ひとつ動かすまいと、毎日氷の仮面を被って過ごしていた
さくらが反応することが、敵を喜ばせることになるから
よく考えれば、「そういうことはやめてください」とハッキリ言ったり、「助けて」と言っても良かったのに、
耐えるしかないと思い込んで、無表情・無反応を貫くことがさくらのギリギリのプライドでもありました
そこまでややこしくなるまで、こじらさんくってもよかったのに。。。 と思わなくもないのですが、
魂の相当深くまで傷つき、拗ねて怒ってはる小さな自分とプライド高い自分
驚きの癒しと統合のドラマは、最終日に起こるのでした。。。