こんばんは、宝石鑑定士セレクトのアクセサリーショップ Love_jet MAXIMUM」店長の細川文です。働く大人の女性がもっとジュエリーとアクセサリーを楽しむためのお手伝いをしたいと思っています
それでは、ジュエリーアドバイザーへの道３をお届します！
インドで怖い思いをして、とても本物とは思えないサファイアのピアスを購入してしまった私。東京に帰ってからも悔しい思いが残り、「宝石」をテーマにスクールを探しました。会社帰りに通えるという条件で、見つけたのが赤坂宝石彫金学院。宝石鑑別科というコースがあったので、さっそく説明会に申し込みました。楽しみに出かけたその内容とは「合成ルビーの作り方」というもの。
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初めて知る「宝石」という未知の世界へ。
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こんなに簡単に合成ルビーが作れるの！？ということでびっくり！天然石と合成石を見分ける方法も教えてくれました。すごい！おもしろい！すっかり魅せられてしまった私は、宝石鑑別普通科の火曜日の夜のコースに申し込みました。初めての授業の日、久しぶりの充実感を感じてあっという間に２時間の講座は終了しました。
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へぇ～、ダイヤモンドって鉛筆の芯と同じ素材なんだ～。すごい、すごい！
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大好きな宝石の新しい知識を得ることが楽しくてしょうがない毎日。通勤時間もテキストを手放さず、毎月のテストもトップの成績です。毎週の講義の後は、余りの興奮に電車に乗る気がせず、赤坂見附から、乗り換え駅の渋谷までウキウキと歩いて帰ってしまいました。
そしてあるとき、その帰り道の途中にTiffany&Co.のオフィスがあることを発見します。毎週、そのビルの明かりを見上げて思っていました。「あそこにはジュエリーの専門家たちがいるんだろうな。いつか、もしTiffanyで働くことが出来たら夢のようなのに。」
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毎週夢の帰り道は、青山通り３．８ｋｍ。見上げるのは憧れの、世界５大ジュエラー
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そして颯爽とそのビルへ入っていく自分を想像していたのです。さて、半年間の普通科を終え、上級クラスの宝石鑑別研究科へ進みました。すっかり夢中になっていたのです。そして、だんだん自分の心の中で大きくなってくる「声」がありました。それは、最初はじっと耳を澄まさなければ聞こえなかったのに、日々大きくなっていったのです。
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私は、宝石やジュエリーに関わる仕事をして行くことが幸せなのではないか？
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ようやく、自分の進む道が少しずつ見えて来た私ですが、ここからまた紆余曲折が・・・。続く・・・。
毎週毎週、オフィスの明かりを見上げて入社することを憧れていたTiffany&Co.実はこの事実を入社後、社内で言ったことはありません・・・。初のカミングアウトです。もしこれを読んでいるメンバーがいるとしたらちょっと照れくさいですね・・・。
→→→ジュエリーアドバイザーへの道④超難関！宝石鑑定士実技試験
