こんばんは、宝石鑑定士セレクトのアクセサリーショップ Love_jet MAXIMUM」店長の細川文です。働く大人の女性がもっとジュエリーとアクセサリーを楽しむためのお手伝いをしたいと思っています
ここ半年位の間に、「ジュエリーの仕事をしたいんだけど、どうしたらいいの?文さんはどうやって今の仕事始めたの?」といったご相談・ご質問を、メール、Twitter、またはお会いしていただくことが何回かありました。
そこで、以前にめるまがで、「みんなに私のこと知ってもらいたい!」という想いで書いた、私が大学を卒業してから、ジュエリーアドバイザーを始めるまでの長ーい歴史をブログにアップしたいと思います。たぶん全12回。悩める方々のお役に少しでも立てば嬉しいです。
では、行きます!
実は私、東証一部上場企業の電機メーカーの受付 → 外資系ジュエリーブランドのショップスタッフ→コンサルティング会社の企画営業 →ジュエリーアドバイザーとして独立、という少し変わった経歴です。脈絡ないとおもわれるかもしれませんが、今振り返ってみると、これまでの全ては、現在の仕事に辿り着くための、必要なステップだったことが分かるのです。
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細川文とはどんな人間なのか知ってほしい。
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私がどんな気持ちでお客様にアクセサリーをご提供しているのか、そして、とにかく私がどんな人間なのか知って頂きたい!その想いで、「ジュエリー・アドバイザーへの道」をお送りします。
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第1回目のテーマは、「間違いだらけの就職」
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それは、大学生の私が就職活動をしていたときのことです。
就職氷河期で内定を取るのがかなり難しい時代に、目標はとにかく「内定」をもらうこと、特に大きな会社から内定をもらうのがゴールだと思っていました。本当は入社がスタートで、ゴールはずっと先にあるというのに・・・。
さて、なんとか苦労の末、歴史ある電機メーカー本社の一般職に内定をもらうことができました。仕事に対するイメージは、ドラマで見たように、かっこ良くパンツスーツを着て、名刺を持って、颯爽とお客様のところに出かけて行くようなかんじ、と思っていました。
つまり、企画営業の仕事に憧れていたのです。ところがいざ就職してみると、配属先はなんと受付。パンツスーツどころかかわいらしいピンクの制服で、名刺もありません。受付嬢には必要ないのですから当然です。
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何になりたいのかも分からず、
そして、ぼんやりと憧れる「何か」に近づく方法も分からない。
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この会社には、一般職から総合職への転籍制度がありましたが、実例は殆ど無く、会社としては支持していないことが分かりました。
何をやりたいかははっきり決まっていなかったけれど、ぼんやりと憧れていた企画営業の仕事につくことは、この会社では不可能なのだと知りました。「・・・・・・・・・・・こんなはずでは・・・。」思い返してみれば、就職活動中に「自分は何がしたいのか。」いわゆる自己分析が、全く出来ていなかったことに気が付きます。「大きい会社の内定」を目標にしていましたから、自社製品にも興味があるわけでもありません。
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なぜそこにいるのか、分からない日々。
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しっかりと先を見据えていた学生時代の仲間たちは、やりたかった仕事、好きなものを作る会社で々、進歩して行きます。「一体ここで何をしているんだろう。」取り残されていく・・・という焦り。
まだ、ジュエリーの「J」の字も見えません!
続く・・・。
→→→ジュエリーアドバイザーへの道②「インドでだまされる。」
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