17.結婚式の想い出 1 | いつかまた君と会う日のため(自殺・自死遺族ブログ)

いつかまた君と会う日のため(自殺・自死遺族ブログ)

2013年12月、最愛の妻をうつ病による自死で亡くしました。
結婚して1年1ヶ月、あまりにも短すぎました。
体に障害があったけど、懸命に生きていた妻。
妻の事を忘れない為、初めてブログを書きます。

「あみちゃん、結婚式はどこで挙げたい?」


ご両親へのあいさつを終えたので、次は結婚式の準備をしたいと思った。


プロポーズしたのは五月、できれば年内に式を挙げたかった。



結婚式の主役は何と言っても女性だと思っていたので、彼女の希望を叶えてあげたいと思った。


「あげるならリゾ婚がいいな。場所はグアムか沖縄がいい!」


二人で色々考えた結果、沖縄で式を挙げることにした。




彼女の希望で、この式場が一番理想的な場所との事だった。



打ち合わせは名古屋でも出来るとの事だったので、早速予約を取って行ってみることにした。



式場の概要や、評判や予算なども聞いたが、予算内に収まるし雰囲気・評判もとても良かったのでその場で即決して式場の予約をした。


次は日を改めて、衣装を選ぶ事に。



翌週にまた打ち合わせに行き、私の衣装を選ぶことにした。


主役は花嫁なので、自分のは特に変じゃなきゃいいと思った。


カタログを見せてもらい、塚本高史がモデルになってる衣装に決めた。


その場で着替えて彼女にも見てもらい、OKをもらった。

1時間かからず終わった。



彼女の衣装は私には当日までのサプライズにしたいとの事で、お義母さんと二人で後日選ぶとの事だった。



私の親戚や友達でもリゾ婚をした人がいなかったので、自分でも楽しみになってきた。


沖縄も何度か行った事があるので、雰囲気もいいし式が終わったら遊びにも行きたいと思った。



それからは彼女と週末会う度に、式に関する打ち合わせをした。


式には彼女の希望で、両親と兄弟夫婦のみ呼ぶ事にした。


それから宿泊先、式が終わった次の日に遊ぶ場所、皆で食事会をする場所など、次々に決めていった。


私自身が即断即決するタイプなので、考えすぎる彼女は「とても助かる」と言ってくれた。

あまり深く考えないだけなんだけど^^;



会社もほぼ親族の自営業に近いので、仕事の都合を前倒ししたり、お客様への休業の連絡を行った。


そんなこんなで、あっという間に時間は過ぎて行き、式のため沖縄に行く日を迎えた。





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