改めて『LOVE! BERG!』のこと | LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~

LOVE! BERG! ~ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう~

新宿駅東口から徒歩15秒にあるオアシス『ベルク』。
ずっとそこにいて、ベルクはベルクのままで!
今、みなさまの声を集めたい…。あなたの応援メッセージをお待ちしています。
『LOVE! BERG!』(略称:ラブベル)はベルク利用客による「ベルク支援ブログ」です。

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ベルクを応援する「ラブベルTシャツ」
おかげさまで好評です。ありがとうございます。



母ちゃん2『LOVE! BERG!』=略称・ラブベルは
ベルクを応援するブログです。

正当な地権者であるベルクに、
ずっと今の場所で営業を続けてほしい、
そう願って応援の声をココに集めていますが、
かといってルミネさんを敵対視しているわけでなく、
「ベルクとじっくり話し合ってください」と言っているつもりです。
改めて こんなことを言い出したのは
次のお言葉をいただいたからです。

かお 「ルミネさん側の主張を伝えようとせず
   ベルクの被害だけを書いている」
むっ 「公平に『退店問題』と向き合ってもらいたい」
得意げ 「ベルクが『私たちの経営方針が正しいから出て行かない』という主張は
  大家と店子の立場を理解できていないのでは」

これらのお言葉ときちんと向き合う必要があるのではないかと、
ラブベル管理人として私は思いました。そこで、
お言葉にひとつひとつ お応えすることにしてみます。

まず「ルミネさん側の主張を伝えようとしていない」について。
ルミネさんはベルクに対して、
退店してくださいと仰っています。その理由は何でしょう?
私は「ファッションビルだから」という実に曖昧な理由を
ベルクのサイト「ベルク店長 幸福の道を探る」で知りました。
そうして、それ以上の具体的な理由を
ルミネさんから頂戴したことはありません。たとえば、
ラブベルへ寄せられた「応援メッセージ」を冊子にまとめ、
二度に渡ってルミネさんに手渡したときも、
担当の方から納得できるお話はいただけませんでした。
つまり、ルミネさんの具体的な主張を
ラブベルでお伝えしたくともできないんです。
またラブベルはJR東日本さんへの要望書に以下の記述をしております。

メモ 私たちは『LOVE!BERG!』上で「『ベルク』応援メッセージ」(以下、メッセージ)を募ったところ、思いを同じくするたくさんの「ベルク」ファンから応援の声を寄せていただきました。これらの声を「ルミネエスト」にも知ってほしいと考え、私たちは二度に渡って、メッセージを集約した「メッセージ集」と事態の改善を求める要望書を提出しました。が、「契約については当事者間のものであり、コメントは差し控えたい」として、納得できる回答はいただいておりません。私たちが問題にしているのは、「ルミネエストとベルクの契約」についてではなく、「ベルク」の存続を願う要望(同時にそれは「ルミネエスト」の顧客でもあります)に対する、「ルミネエスト」側の誠実な説明責任であります。同時に、「ベルク」をはじめとする定期契約を拒否している店舗に対し、「ルミネエスト」が繰り返し行なっている理不尽な行為についてなのです。(JR東日本さんへの要望書より抜粋)

母ちゃん2 3月の小火騒ぎにしても、
非常階段&トイレの閉鎖にしても、
「謎のカメラ」の設置にしても同様でした。
ラブベルはベルクの被害だけを書いているのではなく、
実際に起こった出来事と情報と、
それらに付随する疑問をお知らせしております。
ルミネさんにも問い合わせを電話とメールで
何度もしておりますが、
納得できるお返事はいただいておりません。

次に「公平に『退店問題』と向き合ってもらいたい」について。
ラブベルが公平かどうか。これについては、
まずルミネさんもベルクも
それぞれご自身の立場からしか発言できないはずです。
そんな中、ベルクは「店を継続させたい」と明言なさったうえで、
「営業を続けたいのですが、いかがお考えですか」と
利用客へ問いかけてくださっています。その表れが署名活動であり、
結果として1万人を超える「ベルク支持」の署名が集まりました。
具体的かつ民主的な説明のないルミネさんとの相違点はここでしょう。
よって、ラブベルはベルクの筋の通った姿勢を支持しております。

「退店問題」と向き合っているかどうかに関しては
まず、ルミネエストB1にあるソフトバンクの代理店ベルパークさんと
ルミネさんとの裁判(2008年10月29日)を
傍聴なさった方の意見を紹介させていただきます。

かお ルミネさんの言葉「追い出すために契約を定期借貸契約にするのではない」を信じて契約書にサインをした、とベルパーク社長が訴えていたのは事実です。ベルパーク社長の行為は甘いと言われればそうかもしれません。でも、大家と良い関係を結びたいと信頼関係を重視してサインをしたそうです。再契約できると信じたそうです。けれど、言った言わないで、証拠はありません。よって、裁判上では有効にはなりませんでしたが。

そして、「'09年3月で退店してください、
退店しない場合が家賃をあげます」と
ルミネさんからベルクへ新たな文書が届いたのでした。
ラブベルとしては てん末が気掛かりでしたので、
ベルクにメールで問い合わせをしました。
その際、ベルクからいただいたメールには、
「3月退店」の経緯と共に 次の記述がありました。
ベルク ルミネさんから以前、定期借貸契約への変更の通達があった時、
「ベルクさんなら売上げがいいので再契約できますよ」と言われました。
でも、ベルパークさんとの裁判で問題化されたように、
サインをしてしまうと退店になる可能性が大きいことが分かりました。
ですからベルクは定期契約書にサインできません。
理由もなく出ていくことだってできません。家賃の値上げについても、
年間1千万円の値上げは常識的に逸脱すると専門家から言われています。
他店と比べても現在高額な家賃を支払っていますので、
これ以上は難しいということでお断りしています。

母ちゃん2 再び、JR東日本さんへ手渡したラブベルの要望書より一部を紹介します。
ラブベルは退店問題と向き合っていると信じております。
メモ (前略) JR新宿駅で運営していた「新宿ステーションビルディング」が「ルミネ」に吸収合併され、「ルミネエスト」となった2006年以来、「ルミネエスト」は各店舗に対して、建物の賃貸借契約を定期賃貸借契約(以下、「定期契約」)へ変更するように迫っています。多くの店舗は「契約満了になっても追い出さない」というルミネエストの言葉を信じ契約変更に応じましたが、現実には契約が切れた時点で、ほとんどの店舗が追い出される結果となりました。(中略)
現在、「定期契約」に応じていない店舗は「ベルク」を含めて6店のみとなりました。「ルミネエスト」は今もなお、それらの店舗に「定期契約」に契約変更をしないのなら「退店しろ」と迫り、あるいは追い出し目的としか思えない高額な賃料アップを押し付けようとしています。「定期契約」は短期決戦の店にはよいでしょう。が、「ベルク」のように、その場所に根付き、多くのファンに愛されている店舗に適用するのは理不尽です。また、2000年3月1日以前に賃貸契約を結んでいた店舗に「定期契約」への変更を求める際は、家主の充分な説明が法律上義務づけられておりますが、それも守られていません。(後略)

母ちゃん2 最後のお言葉、
「ベルクが『私たちの経営方針が正しいから出て行かない』という主張は
大家と店子の立場を理解できていないのでは」について。
ベルクは「自分たちの経営方針は正当である」
こういった主張を押し通すべく、
退店拒否を続けておられるのではない、そう考えます。
理由として、ベルクはルミネさんの経営方針である
「若い女性向けの商品提案」をなさり、
実績も上げていらっしゃることをあげられます。
また、ルミネさんからは「経営方針が違う」とも、
「経営方針を変えろ」とも言われてないんですね。 
そもそも、ベルク利用客の中には若い女性客も多く、
むしろベルクの売上と客数を評価すると
ルミネさんも仰っているときいています。
それに繰り返しになりますが、ルミネさんの主張は
「ルミネはファッションビルだから」だけなんです。


つまり「定期借貸契約にしないなら退店」
「出ていかないなら家賃を値上げする」
この方式しか、私には伝わってこない。
が、ベルクの主張は一貫しています。
「退店理由を言っていただけないと納得できない」。
ベルクはルミネさんから呼び出しがあると、
毎回出向いておられるようですが、
そこでも「話し合い」にはならず「退店してください」と
一方的に告げられるだけだときいています。
だとしたら、ベルクとしては「出ていくことはできません」
そう応えるほかないでしょう。しかも経営方針に関しては、
「ルミネさんのご意向に いつでも対応できる」として
柔軟な姿勢を
常に示され、
むしろ一緒に「駅ビル」を盛り上げていきましょうと、
ルミネ営業部の方にお話されていますし、
ラブベルも同様のことをルミネさんにお願いしています。

よって「大家と店子の関係を理解していないのでは」

というご指摘につきましてラブベルは、
理解できるよう精一杯努力をしていますが、
ルミネさんからは反応がありませんと伝えさせていただきます。

ラブベル ラブベル ラブベル ラブベル ラブベル 母ちゃん2
3つのお言葉を受け止めた結果、
改めて思い知ったことがあるんですよね。それは

「ベルク退店問題」で最も問題にするべきなのは、
「ルミネさんが具体的な説明をしてくださらないこと」だと。
そして、こうも思うんです。
ラブベルは、ブログを開設した'07年12月以来、
ベルクへのラブをずっと発信しております。
そのラブは同時にベルクらしさの中核である新宿文化も含んでいます。
新宿文化へのラブ、つまりそれはルミネさんに注ぐラブでもある、
私、ラブベル母ちゃんは奈良へ移動した今も想っております。

かなり強気な発言をしていますが、
毎度毎度、未熟な知識と稚拙な文章で、
お目通しくださる皆様には お恥ずかしい限りですが、
反省すべき点は反省し、学ぶべき点は学んでいく姿勢でおります。
今後ともご意見ご感想、叱咤、激励、どしどしお寄せください!
どうかラブベルを、みなさまの手で育ててやってくださいね。

ベルク ベルク
王冠2 ルミネ
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母ちゃん2ラブベルからのお知らせ『ルミネさんの灰色提示』

ビックリマークJR東日本さんへのラブベルからの要望書全文(PDF)

2009/5/21『LOVE! BERG!』5*@奈良  ラブベルク

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