抹茶のわらびもち | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

濃い緑色をした、ほろ苦い抹茶風味のわらび餅は、私の中ではなぜか梅雨時期に食べたくなるお菓子のひとつです。
きなこと黒蜜がよく合います。
読み返したらたくさん工程があるように見えますが、実際は餅の材料を全部合わせて練るだけで、5分もかからないので気楽にどうぞ。

●わらびもちについて、詳しくはこちらもどうぞ
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11923112816.html

ところで抹茶のわらび餅の作り方には、砂糖を加えるものと加えずに作るレシピがあり、加える場合も控えめのものから、砂糖の量をわらび餅粉と同じくらいかそれ以上加えるレシピまで、配合は様々。

砂糖をたくさん加えて餅自体を甘く作る場合は、後からかけるきな粉に砂糖を入れないレシピも多いのですが、私の場合は餅自体には抹茶の苦味とのバランスが取れる程度の量しか加えず餅自体の甘さは控えめにしておき、食べる時に食べる人が気分で甘さを調整できるよう、きな粉のほうに砂糖を加えています。

餅に混ぜ込むよりも、きな粉に加えたほうが甘さを舌で直接感じられるので、砂糖の取りすぎ防止にもなります。





~作り方~

4人分

☆抹茶わらび餅
 わらび餅粉 90g
 水  360g
 グラニュー糖 30~35g
 抹茶 4g(小さじ2)

☆仕上げ
 きな粉 10g
 きび砂糖 15g
 抹茶 小さじ1/3(0.7g)
 黒蜜 適量


①わらび餅粉・グラニュー糖・抹茶を予めよく混ぜ合わせておき、水とあわせてすぐによく混ぜて溶かしたら、絶えず木べらで鍋底をかき混ぜながら中火にかける(この時点では抹茶ミルク色)
 →レシピの分量の場合、20cm前後の鍋が使いやすい
 →粉類を別々に加えると澱粉が固まって混ぜにくくなったり、抹茶がだまになりやすい

②徐々にかたまりができてきたら、焦げないように手早く、全体が強く粘り表面に艶が出て濃い緑色になるまで練り混ぜ続ける

③さっと濡らしたバットや流し缶などに入れてゴムベラでならし、型を流水で10~15分ほど冷やす
 →またはボウルに氷水を張って、氷水の中にぬらしたスプーンで②を適当な大きさにすくって入れる
 →数分冷蔵庫で冷やす分には良いものの、冷蔵庫で冷やしすぎたり保存するとなると透明感がなくなり固くなるので注意

④きなこ・きび砂糖・抹茶を合わせる
 →塩をひとつまみ加えると、甘さ引き立つ
 →抹茶は混ぜるとほんのり緑色になるくらいでOK。入れすぎると苦味が勝つので注意。入れなくても可。

⑤切り分けてから器に盛り付けて、④と黒蜜をかけて食べる
 →ボウルの中にすくったわらび餅は水を切って盛り付ける
 →鍋には氷水を入れて、固まってから洗うのがおすすめ


●黒蜜は、黒糖(粉末)と水同量を加熱し、焦げないよう注意しながら軽く煮詰めて作ることもできます

●分量は私がいつも使っているわらびもち粉にあわせた水の割合(粉の4倍)を載せていますが、お使いのわらびもち粉のパッケージの表記を目安に、お好みで加減してください。
水の量が多いとやわらかく、少ないと弾力が出る傾向にあります。
また、お使いのわらびもち粉や好みに合わせて、砂糖の量や有無も調整してください。
(最初から砂糖が配合してあるものもあります)