いちごのエンゼルシフォンロール | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

卵白だけを使って焼くシフォンケーキ生地を天板で薄く焼いてクリームをまいた、スポンジが白いロールケーキ。
生地はややもっちりしていて、淡雪や練乳に似た風味や甘さがあります。
その甘さが、酸味のあるいちごと相性抜群!

卵黄が入っている場合と卵白だけの場合では火の通り方や性質が変わるので、同じ型や分量で作ったプレーンなシフォンロールと比べると、スポンジの厚みが薄くなり、やや細めに仕上がります。
それも小ぶりで可愛いですし、卵白は冷凍できるので、卵黄を使う料理やお菓子を作った残りの消費レシピとしてもおすすめです。

シフォンケーキとして焼く場合のレシピはこちらもどうぞ。
http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11537594648.html





~材料~

27×27cm 天板1枚分

☆卵白生地
 卵白 40g (L1個分)
 サラダ油 30g 
 グラニュー糖 50g
 熱湯 50cc
 薄力粉 60g
 バニラエッセンス 数滴
  (あればバニラビーンズ2~3cm分でも)
 ベーキングパウダー 2g

☆メレンゲ
 卵白 120g (L3個分)
 グラニュー糖 25g

☆クリーム
 生クリーム 120cc
 グラニュー糖 12g
 いちご 小粒のもの 目安として100gほど


~下準備~
○オーブンを180度に予熱する
○型にオーブンシートを敷いておく
○材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
○サラダ油と熱湯を混ぜておく
○バニラビーンズを開き種を削いで取り出しておく
○薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく


~作り方~

①メレンゲ用の冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →立てすぎてぼそぼそにならないよう注意し、暑い時期は分離しないように冷蔵庫へ

②卵白生地の卵白→グラニュー糖→サラダ油+熱湯→薄力粉+ベーキングパウダー→バニラエッセンスまたはビーンズ→メレンゲ1/3量の順に、あわ立てず馴染む程度にだまができないようなめらかに混ぜる

③残りのメレンゲを全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
 →へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、それ以上混ぜすぎないように
 →卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる

④生地を型に入れてカードで表面を平らにならし、大きな気泡を抜いたら手早くオーブンに入れて170~180度に予熱したオーブンでで15分、竹串を刺しても生地がつかなくなれば焼き上がり

⑤オーブンから取り出し、粗熱が取れたらラップを表面に貼り付けて冷ます

⑥生地が冷めたら、冷えた生クリームとグラニュー糖をボウルに入れて8分立てに泡立て、いちごは洗って表面の水分を除いてへたをとる

⑦生地からラップと共に焼き色がついた面を剥がし(残った部分は刷毛や指の腹ではらう)、底の敷き紙も外したら、きれいな面を下にして同じくらいの幅の新しいオーブンシートの上に乗せ、巻き終わりの段差をなくすために端を斜めに切り落とす

⑧クリームを手早く隅まで塗り広げ、いちごを手前に一列に並べる
 →巻き終わりにクリームがはみ出さないよう、巻き終わりの部分は薄く塗る
 →時間をかけて何度も塗りなおすとクリームがぼそぼそになるので注意

⑨生地の手前から敷き紙ごと持ち上げ、いちごを巻いたら、それを芯にして巻く

⑩シートにくるんだまま形を整え、冷蔵庫で1時間ほど落ち着かせ、温めたナイフで切り分ける