予想外のパンデロー&クラシックカーズパン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

昨日はイースターでしたね。
キリスト教ではありませんが、今年はパン・デ・ロー(半熟カステラ)を焼きました。
…が、全然表面に焼き色がつきませんでした。
なぜならオーブンが変わったからです。
味は一緒ですが、やっぱり焼き色がつかないと!
今の熱風式のほうが火力は強いのですが、パンデローに関しては以前使っていた遠赤外線で熱を通す仕様のオーブンのほうが向いていたようです。
一度に卵黄を4~5個も使うためなかなかたくさん試作するわけにもいかないので、ゆっくりではありますが、ちょっとこれは今のオーブンでも作り続けて生きたいお菓子なので研究してみます。
まだ新しいオーブンで焼いていないお菓子も色々あるので、これからもそういうのが出てくるのかもしれませんね。


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しかし今の熱風式だからこそ、芸術的なバターケーキが焼けるノルディックウェアの型でも焼き色がつくようになりました。
厚みがあるので、以前の火力が弱かったオーブンだと、この写真の焼き色の部分が全部白かったんです。
と言っても写真はバターケーキではなくパン。
ノルディックウェアのHPを見るとわかりますが、型の容量にもよるもののここの型でバターケーキを焼くには一度にバター、砂糖、卵などが一回に500g前後ずつ必要で、食べるのも飽きるのも怖くて焼けなくて(苦笑)
でもパンなら1斤分(粉250g)の生地でぴったり。

ノルディックウェアの型はつくりがしっかりしていて、どれも重厚感があり芸術的。
それなりに値段も他の型に比べて高めだけれど飾っても可愛いしと思ってひとつだけ買ったのがこのクラシックカーズ型。
ただのパンでも、車の形で焼けばオーブンから取り出したそばから人気。
(特に、なぜか我が家はトラックが取り合いに)
やっと有効利用できるようになったので、子供たちに車の形が飽きられないうちにこれまで以上にたくさん使っていこうと思ったのでした。


~クラシックカー型ミルクパン~

クラシックカーズパン一枚分

 強力粉 250g (100%)
 砂糖 20g (8%)
 塩 4g (1.6%)
 ドライイースト 5g (2%)
 無塩バター 15g (6%)
 牛乳 190cc (76%)


①まず牛乳を30度程度に温めておき、粉類をさっと混ぜてから牛乳を入れ、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度)
 →牛乳は低脂肪や無脂肪のものだと打ち粉をしてもべたつきやすくなるので、必ず『牛乳』と表示されたものを使用すること

②一次発酵 ボウルに入れて乾燥しないようにラップ等をかぶせ、約2倍になるまで目安30度1時間
 →ここまでの工程はホームベーカリーでも可

③ガス抜き後適当に型の大きさにあわせて分割して丸め、乾燥に気をつけつつベンチタイム10分、その間に型に油脂を薄く塗っておく

④生地をそれぞれ長方形に伸ばして巻き、巻き終わりはしっかり閉じて、巻き終わりを上にして形にそわせるよう指で平らに押しこむ

⑤型の七~八分目まで膨らむまで、30度で30分程度最終発酵

⑥オーブンを180度に予熱し、20分焼成
 →膨らみすぎた部分は底をカットして整える