マシュマロは、昔マーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)と言う植物の根から採れる粘液を使って固められていて、薬用として作られていました。
時代は変わってゼラチンで固められるようになりましたが、そういえばコーヒーにしろチョコレートにしろ、元は薬用として飲食されていたものが嗜好品になったと言う例はたくさんありますよね。
マシュマロを家で作るのは意外と簡単で、メレンゲをゼラチン液で固めるだけです。
余計な香りなど入っていなくて、市販品とはひと味違うふわっととろける食感。
形を可愛くできるのも手作りならでは。
もちろんそのまま食べても美味しいですし、コーヒー、紅茶、ココア、ミルクなどの好きなホットドリンクに浮かべたちょっと贅沢なアレンジドリンクにもおすすめです。
以前も載せたレシピですが、一部再編集してUPします。
~作り方~
15cm 角型
ゼラチン 10g
水 70g
グラニュー糖 80g
卵白 1個分(35g)
バニラエッセンス 2~3滴
コーンスターチ 適宜
①型にクッキングシートを敷き、底にコーンスターチを振っておく
②小鍋に水を入れ、ゼラチンを振り入れてふやかす
③卵白を泡立てて白っぽくなってから、グラニュー糖の3割を2~3回に分けて加え、都度しっかりと高速で混ぜて馴染ませたら、角が立つまで泡立てる
④小鍋を火にかけてゼラチンを煮溶かしたら、残りのグラニュー糖も加えて溶かす
⑤メレンゲを混ぜながら、熱いゼラチン液をメレンゲのボウルの縁に少しずつ垂らして加え、熱くなくなり全てがなめらかに混ざったら、ここでバニラエッセンス・その他香料・着色料を加えて混ぜる
→エッセンスを加えるのはにおいを緩和するため
→混ぜる前のゼラチン液が固まってきたらその都度煮溶かしてからメレンゲと混ぜる
⑥用意しておいた型に流し込み、30分程度冷やし固める
⑦固まったら表面にもコーンスターチを茶こし等でふりかけ、型を抜いたり切り分けたりして、切り口にもコーンスターチをまぶして叩く
→抜いたり切り分ける型やナイフにもスターチをまぶすと抜きやすい
~保存・期限~
ゼラチンの性質上、時間がたつほどに固くなりやすいため当日が美味しい。
冷蔵保存にて、遅くとも翌日くらいまでには食べきること
~アレンジ~
・中にベビーチョコやジャムを入れる
・型に流す前に食紅で着色
・水を濃いめのコーヒーや紅茶に代える
・型に流す前に抹茶、ココア等の粉末を湯で濃いめに溶いて混ぜる
・最後に半量ずつ色や味を変え、生地同士を軽く混ぜてマーブル状に