気功術の要所【胞中】その25 『人間なら誰でも、その一部は体験したはず。菩薩界という霊格』 | 星のたからばこ☆彡 本物の気功整体×ヨガ×ヒーリング×スピリチュアル×風水

星のたからばこ☆彡 本物の気功整体×ヨガ×ヒーリング×スピリチュアル×風水

無料公開の動画がいっぱい!
気功整体・遠隔ヒーリング
真気功ヨガ・チャネリング
風水術・占い
波動グッズ
自己啓発・自己浄化・瞑想法
チャクラ開発、サードアイ開眼、高次元アチューンメント
衣食住と生命にまつわる全てに高次元波動を。

縁覚界の続きで、菩薩界です。

ざっくりと、誰かのために役にたちたいなーという状態が菩薩界となります。
自分のためよりも他人のためということですね。
名前が「菩薩」なんて仰々しいので、「あなたは菩薩界が強いですよ」なんてお伝えすると、とても驚かれることがあります。

「菩薩界」だからといって、【なんとか菩薩さま】ではない、ということを認識していただきたいと思います。

自分の利益や喜びがなくても、見返りがなくても、真心から他人のためという思いに溢れているのが「菩薩界」の基本なのですが、

・善悪の基準
・何を他に利するのかという内容
・利他への気持ちの深さや高さ
・果たしてそれがどれくらい他人のためになるのか
・果たしてそれが何のためになるのか

については千差万別なのです。

「菩薩界」である人の心のなかに、なんとか菩薩さまぁ~みたいな魂の一分を見たのか、利他の人生の中から人々を本当の菩薩さまのようなところまで導きたかったのか、その心は知る由もありませんが、 真心からの利他を望む状態に「菩薩界」と付けたのは、天台大師さんの願いがあったからなのでしょう。

という訳で、霊格判定における「菩薩界」には宗教も哲学も主義主張も性別も性格も心情も思想も関係ありません。

クリスチャンの小学生でも、
ヤクザの親分でも、
井戸端会議のオバチャンでも、
アブラハムのお兄さんでも、
意地悪なおばあちゃんでも、

誰でも発動することができるのです。

基底部が菩薩界の瞬間は、誰にでもありうるということです。

地球人なら誰でも、人生のなかで1度や2度はだーれでも、基底部の菩薩界は発動しているのではないかと考えています。

常に基底部が菩薩界であることは難しいし、菩薩界だからといって手放しで喜べる状態ではないことも知っていただけますとありがたいです。

無私の気持ちで他人のためを思うからこそ、自分の経絡に邪気が溜まり、心身の不調となることもあります。

全ての事例ではありませんが、これまでのヒーリングの経験からしますと、下記のような症状の方々には菩薩界のエネルギーの強いことがありました。

・免疫力の低下
・咽喉部、声帯、食道、気道の不調
・肺、肺動脈、気管支の不調
・背中、肩、首、頭部の筋肉の不調
・神経の疾患につながる不調
・甲状腺の不調

別に菩薩界はオススメできないというわけではありません。
利他の真心に溢れている素敵な人に、ネガティブなストレスをためてほしくないからです。

では、菩薩界です。



◎菩薩界所具地獄界
自分なりの真心の利他の気持ちが果たせない苦しみ。
たとえば、
・イジメられている友達を助けられずに苦しんでいる子供。
・困っている人を助けたくて仕方がないのに、どうにもできないときの苦しみ。
・患者さんへの真心から心を痛めるお医者さんや看護師さん。
・真心の親孝行をしたいのに思いが通じないときの子供の苦しみ。
・子供を助けたいのにどうにもできないときの親や先生。



◎菩薩界所具餓鬼界
自分なりの真心の利他の気持ちを果たすために本能的なとき。
たとえば、
・困っている人を助けたくて仕方がないので、健康食品や健康器具をゴリ押し売りしている人。
・真心の親孝行をしたいので、親の都合や気持ちを考えず、自分勝手な親孝行の押し売りをしているとき。
・子供を助けたいので、自分の価値観によるお助けをゴリ押ししているときの親。



◎菩薩界所具畜生界
自分なりの真心の利他の気持ちを果たすことに執着して、うまいことやってるとき。
たとえば
・イジメられている友達を助けるために、イジメの矛先が他へ移るように働きかけたり、巧みな言葉や金品でやめさせようとするテクニックを発動しているとき。
・困っている人を助けたくて仕方がないので、巧妙な話術で健康食品や健康器具を販売しているとき。
・自分の子育て観は間違っていないという信念と真心から、子供や生徒を洗脳しているときの親や先生。


◎菩薩界所具修羅界
自分なりの真心の利他の気持ちを果たすために怒っているとき。
たとえば
・イジメられている友達を助けるために敵と正面衝突しようとしているとき。
・我こそが人助けだという思いから、他社製品や他人の理論などに牙を剥いているとき。
・イジメられた我が子を助けるために、いじめっ子に注意する親。
・金八先生が生徒に怒っているとき。



◎菩薩界所具人界
自分なりの真心の利他の気持ちを果たすために、善悪や状況や相手の都合を考えながら自己コントロールをしているとき。
たとえば、
・イジメられている友達を助けるために落ち着いて先生を呼びにいったり、いじめっ子のことまで思いやって諭すように話しているときの子供。
・困っている人の話をよく聞いて必要な治療や薬や看護や商品を検討しているときの、医師や看護師や薬剤師その他いろいろな人。
・真心で働いているときの消防士、救急隊、キャビンアテンダントなど。
・金八先生が生徒のために学習指導やお説教や談笑をしているとき。
・真心で働いているときのウェイター、ウェイトレス、ホテルマンなど。



◎菩薩界所具天界
自分なりの利他の気持ちが果たせて喜んでいるときや、果たそうとする自分に喜びを感じているとき。
たとえば、
・ドラえもんの映画で、ひどい目にあっていたのび太をアツい友情で助けるために、相手をボッコボコにした後のジャイアンは菩薩界所具天界。
でも、テレビ的な場面でジャイ子かわいさのためにのび太をボッコボコにしようとするジャイアンは餓鬼界所具修羅界で、ボッコボコにした後は餓鬼界所具天界。

・お客様や患者さまや利用者さまや生徒たちのために働く喜びや達成感を心から感じている人々。



◎菩薩界所具声聞界
自分なりの利他の気持ちを果たすために人や書物から学んでいるとき。
たとえば、
・患者や利用者を助けたいという一心で学んだり研究している、医療や福祉の関係者。
・自分の仕事は人助けだという真心で、仕事上の学習をしている人たち。
・自分の研究で社会貢献したいという真心で研究している学者や学生。



◎菩薩界所具縁覚界
自分なりの利他の気持ちを果たすために、あるいは果たしていく過程で、感覚的な気付きを得ているとき。
たとえば、
・医療や介護やマッサージなどの現場で、相手の心身の様子から何かを察しているとき。
・お客様に喜んでいただくためという真心で演奏演技をしているアーティスト。
・人々に素晴らしい何かを気付かせたいという真心で創造活動をしている美術家。
・敵を救うための武道や武術や拳法を訓練しているとき。
・生き物や自然への真心の愛とともに、五感で感じる何かに感動しているとき。



◎菩薩界所具菩薩界
自分なりの利他の気持ちを果たすために、完全なる無私の境地にあるとき。
たとえば、
・オペ中のドクターX 大門未知子。
・要救助者のために無我の境地で訓練が生かされているときの消防士や救助隊。
・敵を救うための武道や武術や拳法を、実際の敵に実践しているとき。
・窮地にある家族や恋人のために我を忘れて祈ったり、冷水を浴びているときの、昔の大和撫子。
・誰かを危険から守るために我が身を省みていないとき。



◎菩薩界所具仏界
自分なりの利他の気持ちを果たす自己に普遍的な充実感を得ているとき。
たとえば、
・ドクターX 大門未知子 レベルのスーパードクターが何十人もいるような、ありえないほど夢のスーパー病院の設立を成し遂げた中心者はきっと、菩薩界所具仏界なんだろうなと推測します。
・絶対に誰でも助けられるような究極のレンジャーチームを100人ぐらい育て上げた中心者やきっと、菩薩界所具仏界なんだろうなと推測します。
・絶対に誰にも負けず傷つけず心まで救いきるような戦闘術を完成させて、数十人の体現者を育て上げた師匠がいたら、菩薩界所具仏界なんだろなと推測します。
・窮地にある家族や恋人のために我を忘れて祈ったり、冷水を浴びたりといった難行を経て、願いが叶った喜びに打ち震えているときは、菩薩界所具仏界と言えます。
・宗教的な活動を真心の利他の思いでしている人が、誰かを救い切った!という喜びに打ち震えているときも、菩薩界所具仏界と言えます。
実際にすごいご利益があった場合も、本当かどうか分からないけど本人がそう思い込んだときにはあり得ます。
・他人のために犠牲になることを命の底から喜んで恍惚としているとき。
・環境保全の社会的なムーブメントに命をかけて奔走し、それが社会の大きな流れとして実現したとして、そういうムーブメントの中心人物たちは菩薩界所具仏界を味わうことがあると推測されます。




つづく。