気功術の要所【胞中】その19 『畜生界という霊格のイメージ』 | 星のたからばこ☆彡 本物の気功整体×ヨガ×ヒーリング×スピリチュアル×風水

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餓鬼界の続きで、今回は畜生界となります。

畜生なんて言葉がキツイところはご容赦ください。
天台大師さんなんていうのは大昔のお坊さんで、今のわたくしたちに比べれば頭が良すぎるというか硬すぎるというか(失礼・・・)、真面目すぎるというか(ごめんなさい・・・)、仏教の人ですから、彼が人々を導きたいところがあったのでしょうね。

なので、彼の基準からすると、人間こんな程度じゃあ餓鬼じゃぁーとか、こんな程度じゃ動物並みの畜生じゃぁー!!という雄叫びがあったのでしょう。

わたくし個人的にはもうちょっとマイルドな言葉というか「え?あたし餓鬼なの?」「わ!ボク畜生かよ!」とかショックを受けないような表現にしてほしかったなぁと思います。

100種類の霊格のうち、誰がどこに行ってほしいかなんていう気持ちは、わたくしにはそんなにございません。
だからといって地獄餓鬼畜生修羅バリバリ人間には、なってほしくないなぁという思いはございます。

ネガティブ方向でなければ、人それぞれ行きたいところも違うし、やりたいことも違うし、つくりたいものも違うし、成し遂げたいことも違うのですから、それぞれの道にちょっぴりお役に立てればいいなぁと思う次第でございます。

要するに、お借りしている理論上、キツイ表現になっちゃっていますけれども、天台大師さんの主張(彼がみんなを導きたかった方向)に入れ込んでいる訳ではないということでございます。

「わたしは人界を目指します♪」

それは素晴らしい♪

「縁覚界なりたいです!」

かっこいい!

「餓鬼界所具仏界いきます!」

それはそれで、あんまり他人にゴリ押ししない程度にぶっちぎってくださいっ♪

という感じで、大きな許容範囲で皆様それぞれの方向性を尊重したいと思います。

そんでもって胞中のシリーズの中にかなりのヴォリュームで霊格の話題を出しているのはなぜかといいますと、霊格の話題の中から、これまでの人生で抱くことの多かった感情エネルギーとか、最近特に強く抱いてしまったネガティブな感情エネルギーをご自身で分類してみてほしいからです。

それが胞中に蓄積している可能性があり、呼吸に関係する筋肉のバランスとか、呼吸によって自分の体の外に出ている波動に影響している可能性があるからです。

胞中の最適化を自分で進める行法とか治臓術は、ネガティブに傾いた胞中からの悪影響を緩和して、より過ごしやすくなるためにあるからです。

天台大師大先生は人の霊格をどこか(たぶん仏界所具菩薩界とか仏界所具仏界)に向かって高めたいという発想だと思いますが、わたくしの場合はそんな高尚なところまでいっていません。
胞中とか経絡とか丹田に蓄積しているネガティブ波動を排出して、その人の不快感の一部を浄化することに何とかつなげていけないものだろうか・・・という発想です。

目的は全く異なりますのに、高尚な理論をお借りさせていただきまして、ありがたやーでございます。

畜生界について書いてみて、いやー、畜生界の人たちって、実際、この世の中で立派とされている人が多いなぁー、そういう人に畜生界だなんてキツイなぁー、ほー、天台さんの見地から観れば、その程度は畜生じゃぁーなのかぁーーー・・・いやー別にわたくしは・・・畜生界のお客様でも、悪い事する以外のご依頼なら応援させていただきますけど・・・みたいな感慨にふけったものです・・・。

下記、あくまでも例示ですから、その人が絶対にそうとは限りませんのであしからず・・・

▲畜生界所具地獄界
・自分(たち)が何らかの利益を得るための戦略や交渉や営業が思うようにいかず苦しんでいる。
たとえば
売り上げや金策に悩む支店長、社長、マネジメント関係、自営業の方々。
または、ずる賢く逃げようとして苦しい状態など。


▲畜生界所具餓鬼界
巧妙でずる賢い本性を剥き出しにして見境のなくなっている状態。
たとえば、
・選挙最終盤の候補者や支援者の一部
・必死で顧客に食い下がるセールスマンの一部
・選手に叫びまくる監督の一部
・他人や集団を使って誰かを陥れる知略派のいじめっ子
・婿や嫁をあからさまにいびる姑


▲畜生界所具畜生界
頭を使って自分の都合のいいことばっかりやろうとしている状態。
たとえば、
・巧妙に婿や嫁をいびってコントロールしようとする姑
・自利を得るために根回しをしたり巧妙に状況を作り上げる仕事の仕方
・虎視眈々と私腹を肥やす人
・俺の働いた金で飯食ってるんだから言うこと聞けと妻を追い詰める夫


▲畜生界所具修羅界
正当に見せかける場合はあるが、卑怯なやり方で怒りの対象者をやっつけようとしている状態。
たとえば、
・徹底的に嫁つぶしに出た姑。
・むかつく妻をコテンパンに言い負かしている夫
・ストーカーの一部
・試合の前から裏で相手を弱らせるような策略を巡らす卑怯な監督
・仕事のライバルを降格させたり潰そうとするために働いている状態


▲畜生界所具人界
自利を得るために正当な策略を巡らす状態。
たとえば
・嫁や孫の気を引くためにという下心はあるけど表面的には相手のためにもなるかもしれないことをしている姑。
・まっとうなルールと手段で相手と戦う団体競技の監督


▲畜生界所具天界
策略が一時的に成功してバンザーイ!
天界というグループに入るのは、善とか悪とか関係なく、一過性の喜び。
たとえば、
・試合中に思わずガッツポーズをした瞬間の団体競技の監督
・孫になつかれて喜ぶ姑
・他人や集団を使って誰かを陥れて喜んでいる頭脳派


▲畜生界所具声聞界
自利を満たす策略を実らせるための教えを受け学びをしている状態。
たとえば、
・長期的に財産を増やすために経済セミナーで難しいことを勉強している状態
・他のチームの戦略を研究しているとき
・他者や他集団や他国から利益をむさぼり取るための方法を考えているとき


▲畜生界所具縁覚界
自利を満たす策略を実らせるための覚りを得た状態。自らの気付きによる悦びも含まれる。
たとえば、
・嫁の弱点を覚った姑
・敵に勝つ戦法を覚ったサッカー監督
・税金のウマイ取り方を閃いた官僚や政治家
・家族にサプライズして自分の株を上げる名案を思いついたパパ


▲畜生界所具菩薩界
自分の都合や考えやわがままに執着しつつも、他人を思いやる状態。
たとえば、
・孫の心配をするお婆ちゃんの一部
・自分の名誉ややり方に固執しつつも患者を助けようとする医者
・敵国を滅ぼしてるのに自国の民を愛する武将
・自分と付き合うことが相手の幸せになると心底信じ込んでしまったストーカー
・自分の家族だけが幸せならいいという人


▲畜生界所具仏界
最高に充実した策略成功状態。
たとえば、
・徳川家康など三代将軍が無上の喜びを感じている状態
・数十年もかけて大事業を成し遂げた政治家や社長やプロジェクトリーダーの一部


つづく。