4月から幼稚園に入園予定のきぃちゃん。
だもんで、準備やお試し保育なんかがあってザワザワと騒がしい今日この頃。
本当に不器用なアタシ。
お試し保育が始まるまでに靴袋を作っていかないといけないんだけど、なかなか重ーーい腰が
上がらず、よーやっと上がったのは前日の夜。
他の人ならアホみたく簡単に作ってしまうんだろうけど、如何せんアタシなもんで・・・。
不器用にアホが重なるともうどーしよーもない。
何も考えずジーンズ生地で作り始めたもんだから、分厚くてミシンは動かなくなるし、
手でチクチク縫うのも大変。
出来たはいいが、巾着の紐が生地が分厚くてゴワゴワしてきぃちゃんのカワイイ力では
絞れない。
けど、もう夜中。致し方ない・・・今回はコレで我慢してもらうことに。
ゴワゴワ巾着袋に上靴を入れて、ピッカピカの制服を着ていざ出陣。
玄関で先生がすでに待っていてくれて、「きぃちゃん!おはよ~」ととびっきりの笑顔。
エエ笑顔や。と心の声。
小さい声だけど、「おはよ~。」と返すきぃちゃん。出足はまずまず。
「靴袋持ってきてくれたのね。じゃあその袋から上靴を出して履いてくれるかな。」と先生。
おっと!いきなり難題かっ!
きぃちゃん、がんばって袋を開けようとするも、ゴワゴワ袋の紐はちっとも緩まない・・・・。
「すっすいません分厚い生地で作ってしまいまして・・・。」と平謝りの母ちゃん。
先生の助っ人でなんとか袋を開き上靴を取り出す。
しかし取り出したはいいが、上靴を履きたくないらしい。
頑なに首を横に振り、断固拒否。
そのうえ、上着を脱いで・・・またまたそのうえにズボンまで脱ぎだす始末。
蝶ネクタイしたブラウスに白いタイツ姿というヘンテコな格好で
先生ときぃちゃんのマンツーマンの授業スタート
「ここに●印があるでしょ。ココが今日のきぃちゃんのロッカーだよ。ココにカバンや帽子を置きましょう。」
と先生が言うと
「きぃちゃんはココにするわ。」と言ってかばんは右端。帽子は真ん中。靴袋は左側。
と●印は無視し、バラバラに置いた。
あはは。自由だね~。
それからカバンを開けて取り出したのミニカー。私のしらない間に入れてたみたい。
そのミニカーを握った手を先生に差し出し「これであそぼー。」と先生に言う。
おぉー。自由だ。
もちろん先生に断られ、カバンにしまってね。と言われると「めっちゃ面白いのになぜ????」
と彼の頭上にはてなマークが沢山見えたが、教室に面白そうなものがあるのが見えると
さっさとしまって教室に入る。
こういう時単純な人間は扱いやすい。たっぷり両親のDNAを受け継いでいるようだ。
教室の中でも出席ノートのシールの貼り方とかいろいろな道具の使い方、遊び方を先生が一生懸命
教えてくれているけど、全く聞いてない。
何度も「聞いてる?」と言われてはる。
そんなのはどこ吹く風で「きぃちゃんはこれするわ。」とか「きぃちゃんはココに置くわ。」とか言って
自由に楽しんでいる。
しかし自分の意見はしっかり言葉にして言うが、それ以外は全て首を縦か横に振るかで乗り切った。
これが以外にいける。
アタシもこんど旦那はんと喧嘩したらこの手でいこう(笑)
先生は「聞いてる?」以外にも「きぃちゃんは面白いなぁ~。」という言葉を何度も言いはった。
本当に面白いと思ってくれていたらありがたい。そうでないならスイマセン。である。。。
さてさて次回はどんな面白いことをしてくれるのか楽しみである。
その前に靴袋縫い直さないとイカンなぁ~