チェーというベトナムのデザートを食べていた時、砕いたピーナッツが香ばしく
新釈引き寄せの法則
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さらに、茹でたピーナッツの柔らかい食感が
加わって絶妙なハーモニーを奏でていたので
嬉しくなり
ご機嫌で長女に「ピーナッツの食感が楽しいから、食べてごらんー！太ったピーナッツだねー！」
と差し出したら
「ピーナッツじゃないよ
蓮の実だよ！ベトナムに行った時にも食べたじゃん！アホなの？純粋なの？」
と返された
昔の私だったら
アホ、という言葉だけに過剰反応して
不機嫌になっていただろうな
食感が楽しかったことも
娘にも食べて欲しいと思ったことも忘れて
親に向かってアホとは何事だ！
と、突然パワハラオヤジになっていただろう
(性別まで変わるのか)
でもその時は
「アホなんだね〜♪」
「アホと純粋は紙一重だからね」
「そっかー、純粋なのかもねー」
と純粋なのかもしれない自分を喜べたから
今の私は、アホの定義も変わったし
親だから子どもに(見識とかで)負けてはいけない、とも思わなくなったし
何より
やっと自分がアホだ、ということが認められたらしいと気付いた
昔の私だったら
どんなに茹でピーナツに食感が似ていたとしても
間違えたことを恥じただろうし
しかも若輩者に指摘されたことに気分を悪くしただろうし
純粋だと言うならまだしも
アホとは何事だ！
と、自分がバカにされたと思って腹を立てて
間違えた自分を責めて
落ち込んでいただろう
かつては
見事に面倒臭い奴だった
そういえば
娘を保育園に預けていた時
自分の息子によく
「お馬鹿ちゃんだねー」
と言っているママが居た
愛情たっぷりの言い方だったけれど
聞くたびに私は心の中で
「冗談にでもそんな事言うもんじゃない
かわいいと言う意味なら、かわいいと言ってあげれば良いのに」
と思っていた
当時は
バカな自分を隠したいと思いながら
心の底では
私は本当はバカじゃない
と思っていたから
バカという言葉に過剰に反応していたんだろうな
今も
アホだったりバカだったりな部分は
そのままで
ちっとも賢くなったわけではないのだけれど
あの頃に比べると
格段に生きるのが楽になった
賢い人を見るたびに
自己卑下しながらも
私だってホントはバカじゃないし？
なーんて
拗ねていない分だけ
第三者も私のことを扱いやすくなったはずだ
それだけでも
ほんの少しはマシになれたんじゃないかという気がする
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