自分の上司である課長と部長の意見が違っていて、課長の指示で動くと部長から違う指示を出される。
どちらも相手がいない時には悪口を言い、それを聞かされる。
そんな板挟みに疲れている間に
顔面神経麻痺や過敏性大腸炎になってしまったという方々のケース
その方は
自分が違う意見を持っていても
「人にAと言われるとそうかな、と思ってしまう。違う人にBだよ！と言われれば、またそうかもしれないと思ってしまう」
「どちらも自分に愚痴を言わずにいられないのだと思う。本部からもっと偉い人が来た時は2人とも従うけれど、普段事務所には正論を言う人がいない」
と言う事でした
まずは愚痴や悪口はウンコだから
それを懐に入れずに傍観して頂きました
その続きです
他人の言動で、嫌だなと感じるものは
実は自分にもあって
自分に対して嫌だなと普段から思っているから反応する
その事を知っていても
「自分がそうだから引き寄せるんですね！」
「やっぱり自分はダメなんだ！」
という所をグルグル回ってしまう方も多いのですが
自分がダメなのではなくて
自分で自分をいじめている事に
実は気付いている
というだけ
自分でもその部分は如何なものかな？
それをしなければもっと楽に生きられるのに
と思いながら
何かを恐れてしていない事
それをわかって欲しくて症状が出ているのです
課長も部長も
本部からもっと偉い人が来たら従う
つまり
長いものに巻かれている
実はご自分も同じく
課長と部長のどちらの指示にも巻かれる事を選んで苦しんでいるわけです
なぜか？
自分は違う意見を持っていても
「人にAと言われるとそうかな、と思ってしまう。違う人にBだよ！と言われれば、またそうかもしれないと思ってしまう」
から
長いものには巻かれたくないと思いながら
もしくは、巻かれていると自分が苦しいのではないかと気付いていながら、何かを恐れて出来ないから
では、何を恐れているか、ですよね
怒られる(怒らせる)
意見を否定される
意見が採用されても失敗する
などなど
自分が恐れているものを明らかにします
時にはこんな気持ちが隠れていることもあります
自分の意見を言えないのは
自信がないから
失敗したくないから
ならば
どうして自信を失ったのか
失敗したらどうなるのか
そしてそれは勘違いではないのか？
本当に恐れている事が毎回、必ず、相手が誰でも起こるのか？
あるいは自信がないと言いながら
実は思い通りの結果が得られないことに怒りを感じているだけ(
私は悪くない症候群)ではないのか？
私は悪くない症候群)ではないのか？等を見ていきます
ここをはっきりさせないと
いくら
私は自信があります
とアファーメーションしても効果がありません
自分1人で考えていると同じ結論にしかたどり着かない事でも、第三者の視点と指摘が入ると
自信を失った根拠自体が勘違いで
恐れているような事が毎回必ず起こるというわけでもない事が分かってきます
人の意見ばかりを聞いて流されて来た結果
自分の輪郭(意見や自分自身)を自分でも見失ってしまっているだけ、という事も多いのです
普段事務所には正論を言う人がいない
とおっしゃっている所から
他人にも自分にも正解を求めてしまう傾向が自分自身を苦しめていないか、という点も確認します
以上を
ざっくりまとめると
自分も他人も
何を言っても言わなくても
それを
どんな風に受け取っても受けとらなくても自由
だという事が分かってきます
必要であれば、意識の書き換えもします
自分の輪郭や自信を取り戻すには
自分の意見に自分が耳を傾ける練習が役に立ちます
メニューを決める時
どこ行く？と聞かれた時
コンビニでものを買う時
そんな小さな事でも、値段や栄養で決めずに
食べたい！行きたい！欲しい！と思うものを本気で自分に聞く練習を続けると
自分の意見も、自分自身のこともわかってきますし、同時に自信もついてきます
こんなのもご参考に板挟み
については、「課長の指示です」「部長の指示です」と言っても良くて淡々と立場上中身は精査しません、という姿勢でも良いのです。
ここで自分にも意志があるところを見せたいと思えば、もちろん自分の意見を言っても良い。
何を言っても言わなくても、どう受け取っても受け取らなくても自由なのですから。
万一自分を責めると、それもウンコになりますので、紙に書いて燃やすなり、カラオケで発散するなりして溜め込まない工夫をなさって下さい
今回は顔面神経麻痺や過敏性大腸炎でお話ししましたが、身体の症状をクリアリングで扱う場合も、こんな風に進行していって症状自体を改善させていっております
・skype・電話・対面セッション
クリアリング鍼灸・鍼灸のご予約・お申し込みはこちらのメールフォームからお願い致します
ご希望日時を2〜3箇所お知らせください
skype・電話は夜8時以降からも可能です
