患者さんが「拭き掃除をするとエネルギーが変わりますよね?」とおっしゃいました。
こういうところに気づくことができるって素晴らしいと思います。
自分のエネルギーも場(部屋)のエネルギーも変わります。
部屋の隅や棚の上には「気」がいかないのでホコリが溜まります。
歩いている廊下の真ん中には、気の往来があるのでホコリは溜まらないんです。
ゴミが舞い上がって、隅で行き止まるから真ん中にはホコリがないんでしょう?
とも思えますが、物理的にはその通りでそこに「気が付け」いて人の手が入れば、「気」が入れられて再びエネルギーが流れ始めるのです。
それでね、鬱屈とか鬱滞と言いますよね。うつ病の鬱でもあります。
この鬱というのはどういう意味なのだろうと、突然思いました。
ただ滞っているのとも違うような気がします。静かにホコリや澱が溜まっているというだけではなさそうです。
調べてみると鬱の意味は
「こもった気が盛んな様」
なのだそうです。
なるほど
こもった気、が出るに出られず盛んになってしまっているのですね。
それは辛いはずです。
あ、こんなところにホコリが!
と気が付くということは
そこに自分の気を付加するということんですよね。
気をつけるというのも意識をするということですが、そこに自分の「気」を「つける」「入れる」「加える」わけです。
だからエネルギーが変わる。
くれぐれも見なかったことにしよう…
はなさいませんよう
(↑やりがちな自分への戒め)