いざ、自分が病気になった時
臓器を摘出したり、ホルモン療法や抗がん剤の副作用を考えて『自然療法』を選択したいと考える人は多いでしょう
しかし、自然療法を
痛みを伴わず
簡単で
能力のある人、場所、物に頼る
方法であると考えているのなら、是非ともご再考頂きたいのです。
自然療法は
非常な痛みや苦痛を伴い
煩雑で
自分自身をもっとも信頼しなければならない
方法です
だから、覚悟がいる
副作用が怖いから
手術が怖いから
ヒーラーやセラピーや気の良い場所に行けば、苦痛からも恐怖からも開放されて癒しと安心が得られる、というものではないのです。
そのことをもっとも、端的に表した本があります。
横森理香さんの実話 愛しの筋腫ちゃんです。
彼女は、自然療法に必要な
情報、コネクション、経済力
全て持っています。
ある日、子宮筋腫が見つかり妊娠する前に手術をするように勧められます。
ところが手術をしたくない一心と妊娠を希望することから自然療法を始めるのです。
気功、マクロビオティック、玄米菜食、鍼灸、マオリ族の占い師、インカのシャーマン、セドナ来訪、オーストラリアの降霊術、ドルフィン・ヒーリング、アーユルヴェーダ、マウイの代替治療、江原啓之さんの霊感占い、漢方、レイキ、ホメオパシー、ヨガ、果ては心霊手術まで
この間実に3年!
結果は、筋腫はそのまま、子供も無し、です。
(その後、女児を出産されて、この内容の本も第二弾を書かれたようです。)
普通の人は、ここまでできません。横森さんは、3年かけても当初の目的は達成されなかったのです。
なぜか?
横森さん自身が「あとがき」で語っているのは
『結果はどうあれ、自分で選んで決めた人生は、後悔のない充実したものになるだろう。私の子宮筋腫治療は、図らずもは「自分探しの旅」だった。』
自然療法のスタート地点は、実際ここから、なのです。
横森さんは、図らずも、と言っていますが、これがわからなければ、あと10年かけても変わりません。
前述の、自然療法における「痛みと苦痛」は、主に精神的なものです。
そこに踏み込む覚悟がないと、自然療法は続行すら難しくなります。そして、大抵は時間もかかる。自然に治すのには、自然に悪くしてきたのと同じだけの時間がかかるのだ、という認識も必要です。
横森さんは、3年間の試行錯誤では筋腫自体は治らず、子供も授からなかった。しかし、非常に体調が良くなったそうです。
これは、非常に大きな成果でしょう。しかし、実際には、そんな時間をかけて「体調が良くなった」と喜んでいられるだけの余裕がある方の方が少ないでしょう。
では、余裕のない方は、どうすれば良いのか?
>次回 は、一例をあげてお話ししたいと思います。
>自然療法の効果
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