土曜日、彼は仕事でした。
私は朝１０時から１４時までテニス。
そして１５時から予約をいれてあった美容院に行ってきました。
縮毛矯正をあてて、髪をバッサリ切ってきました。
１５ｃｍくらい切ったかな。
ほとんどショートカットです。
すっかり頭が軽くなりました。
これで、少しでも自分の気持ちに区切りが付けられればいいなと思って
思い切って切ったんですが
まあ、なかなかそうはいかないもんですね。
司くんは、土曜日はいつも車で出勤します。
それが、この日はなぜか電車で出掛けたようでした。
なんで急に電車なんだろう？としばらく考えて
仕事のあと飲んで帰る予定なんだな、と気付きました。
別れてから、彼はあまり帰るコールをしなくなりました。
別れたから当たり前といえばそうなんだけど・・・・。
私は一応、仕事から帰るときは一言「帰ります」とメールをしてました。
それに対してはだいたい返事があるんだけど
その後、前だったら「今から帰るね」とかメールがあったのに
今はない。
それならそれで構わないけど・・・・
何か引っかかるものがありました。
そしてこの日司くんが帰ってきたのは１２時前くらい。
飲んできたかどうかはわからないけど
ご飯を食べてきた、と言ってました。
連絡くれなかったね、と言うと
「だって美嘉ちゃん、晩ご飯食べないから・・・」
今までは、ご飯を食べる都合のために
私にメールをよこしてたらしい。
で、最近食欲がなくて私が夜食べないもんだから
もう連絡しなくてもいいと、そういう考えなんでしょう。
それで、寝るときに彼に言いました。
「もうこれからは遅く帰るときもメールはしなくてもいいんだね？」
「美嘉ちゃんがしたかったらしたらいいし
したくなければしなくていいんじゃない？
それをオレに聞くのはおかしいでしょ。」
「だって最近司くんはメールしてこなくなったでしょ。
それなら私だって今から帰るとかメールしないし」
「オレがやらなかったらやめるとかいう考えやめなよ。
もうちょっとちゃんと考えて物言えよ。」
・・・・ものすごく苛立ったような口調で言われました。
「私は、今でも司くんの帰りが遅かったら心配するよ。
司くんも私の帰りが遅かったら心配すると思って
今まではちゃんとメール入れるようにしてたけど
もう司くんが、私が遅く帰っても心配しないっていうなら
メールはしないよ」
「・・・それならメールして」
「・・・私だって、付き合ってたらこんなこと言わないよ。
でももう別れてるんだから
どういう風に行動したらいいのかわかんないんだよ」
「そんなのオレだってそうだよ。
こんな体験初めてなんだから」
「あと、もう体に触るのはやめて。
辛いだけだから。」
「・・・わかった」
彼からはすっかり愛情は感じなくなりました。
私の言ったことって何かおかしかったのかな。
未だにわかんない。
結局土曜日は、彼がぐっすり寝ている横で
いつまでも涙が止まらなくて眠れずに朝まで過ごしました。
それでも朝起きたら彼はいつもどおり
なんら変わらず普通の態度。
私も、もうこれからは今までどおり普通に接することにしました。
そしてお金が貯まったら
何があってもすぐに出て行ってやる。