続きということで

3.「民主党の自浄作用は全く働いていない」(共産党の市田忠義書記局長の声として 2009/05/17 毎日新聞

4.「小沢前代表の説明責任は」(全マスコミ)

5.「鳩山は小沢の傀儡(かいらい)」(全マスコミ)

の部分。


3.「民主党の自浄作用は全く働いていない」及び、4.「小沢前代表の説明責任は」(全マスコミ)について

3.はよく意味がわかりませんが、多分4.と同じ意味なのかな?と思います。

この件については、今日テレビで亀井静香氏が頑張っておっしゃってる通りです。

「何を説明すべきなのか理解できない」

「説明責任という言葉だけが一人歩きしている」

まったく同意見です。

鳩山氏がテレビでおっしゃってましたが、「なぜもらったか」は「くれるからもらった」以上の答えようがないのです。

また、何に使ったかについては「政治活動に使った」以上の答えはありません。


ただし、私のブログ内の「政治資金規正法 」にも書いた通り自分のポッケにしまうこともできそうですし、それが違法とも言えないようです。

一件5万円以下の支出は「その他の支出」でまとめられるため、ほとんどの議員の場合、数百万~数千万かあるいはそれ以上の使途不明金があります

他の議員と小沢氏の収支報告はかなり異なる形式ですが、「その他の支出」欄を極力使っていないという事を考えると小沢氏の方がある意味正直なのかなという気すらします。


5.「鳩山は小沢の傀儡(かいらい)」について

民主党代表選直前 」の記事にごく一端を書きましたが、来る総選挙に向けて民主党は様々な手を打っておかなければなりません

悪い頭を働かせて 私なりの対策を様々に考えてみたことがあるのですが、ありとあらゆる点に小沢氏の布石が打ってあり先手を取られておりました。

背筋が凍る思いでした。

民主党県連に対するテレビ番組のアンケートに小沢氏のことを「選挙の神様」と評したものがありましたが、さもありなんです。


(抽象的すぎてわかりにくいでしょうから、民主党の選挙対策の邪魔をしない程度に一点だけ浅い内容の具体例をあげますと、野党間の結束を強めたことなども、「人の和」を得るために小沢氏が打った布石の一つです。

小沢氏がすごいのは、その行動の多くが選挙につながっていおり、自公は完全に後手に回っているということです。

だからといって国民利益に反するわけでもない。

文章力がなく、伝えきれないのがもどかしいところですが。)


もし私が自公の選挙対策を任されていたら、この陣取り合戦は完敗でした。

どうしても勝たなければならないということになれば、反則技の国策捜査に打って出るしかなかったでしょう。


民主党にとって、この小沢氏の布石を利用しない手はありません

それを傀儡と言うなら言わせておけばいいのです


傀儡という世論を高め、小沢氏が打ってきたこの布石を無に戻し、自公政権と自らの既得権存続を望むのがマスコミであるということがはっきりする批判内容です。


表で使うか、裏で使うかは鳩山新代表の判断次第ですが、小沢氏は重用すべきです。


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鈴木宗男氏が「小沢氏も私と同じく顔の準備ができていない」とおっしゃってました。

うまい表現です。


民主党政権ができた場合は小沢氏は勿論、鈴木氏や亀井静香氏の力も借りなければ改革はうまくいかないだろうと個人的には考えております。

しかし、揃いも揃って全員「顔の準備ができていない」


失礼しました。