※注意
まっとうなショップで正しい位置でディレイラーが
組み付けられていることを前提としています。
また、あくまで自分用の記録なので
これを見てうまく行かなかった場合もご勘弁をということで!
【調整前の基礎知識】
●必要な工具
・プラスドライバー
・5mmのアーレンキー
・ペンチ(プライヤー)
・メンテナンススタンド
●リアディレイラー各部名称
●リアディレイラー基礎知識
・ケーブルのテンションが最も低い状態
(またはケーブルををつないでいない状態)
だと、「必ずギアはトップに入る」
※ブルーのラインはチェーンの位置です。
※自転車を真後ろから見た図です。
・変速のしくみ。
ケーブルがプーリーを引っ張り
プーリーがローギア側に移動。
ギアが「トップ→ロー」へ変速していく。
・ロー側に変速するには
「ケーブルがピンと張ってある必要がある」
ケーブルのテンションが低いと
うまく変速されない。
・トップ側調整ねじ・ロー側調整ねじは
「プーリーの可動範囲」を
決めるため「だけ」の機能。
・トップ側調整ねじ・ロー側調整ねじはで
プーリーの「可動範囲」を
しっかり規定してやれば
ケーブルのテンションが高すぎても低すぎても
「絶対にチェーン落ちはしない」
・チェーン落ちする場合は
「可動範囲がおかしい」場合
トップ・ロー側調整ねじを
プラスドライバーでまわして調整する
・ケーブル調整ボルトは
ケーブルのテンションの微調整「のみ」に使用。
【調整の手順】
①準備
ギアを
リア→トップ
フロント→アウターに入れ
メンテナンススタンドに自転車を立てる。
ケーブル調整ボルトを最後まで締めこんでおく。(右回し)
②リアディレイラーのケーブルを外す
③プーリーの位置をトップ側調整ねじを
回して調整。
(トップ側は上側のねじ)
自転車の真後ろから見て
プーリーとトップギアの位置が
一直線上になるようにする。
④ペダルを回しながら
プーリーを指でぐいっと押し込み
ファイナルローのギアと
プーリーの位置が一直線になるか確認。
⑤位置がずれている場合は
指でプーリーを押し込んだまま
ロー側調整ねじをプラスドライバーで回し
(ロー側は下のねじ)
ファイナルローとプーリーが一直線になるように調整
⑥プーリーから手を離し
ペダルを回すと勝手に
ギアがトップに移動していく。
⑦ケーブルをペンチでつまんで
しっかりと引っ張りながら
(5kg~10kgらしい)
リアディレイラーに固定
⑧リアのギアがスムーズに変速するか
ペダルを回しながら
STIをガチャガチャして変速。
ギアを上げたり下げたりしてみる。
⑨ギアがスムーズに
「トップ→ロー」に変速しない場合は
ケーブル調整ボルトを左回し。
(つまりケーブルのテンションが低いので張る)
ギアがスムーズに
「ロー→トップ」に変速しんたい場合は
ケーブル調整ボルトを右回し。
(つまりテンションが高いので緩める)
※ケーブルの調整ボルトは
「ギアをスムーズに変速させたい方向に回す」
と覚えておく。
⑩スムーズに変速できれば完了。
→フロントディレイラーの調整
→ディレイラー調整「あるある」