エレミヤ哀歌3章・神の民の存続はエホバの愛ある親切の行為 | ヨハネのブログ

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「わたしたちが終わりに至らなかったのは、エホバの愛ある親切の行為です。その憐れみは決して終わりにいたることがないからです。」(エレミヤ哀歌3:22



エレミヤは、その哀歌の中で、バビロンがユダを攻撃した時に、イスラエル人が全滅してしまわなかったことは、エホバの愛ある親切の行為であるとして讃えています。



まず西暦前617年、ネブカドネザルの第8年に、ネブカドネザルはエルサレムに攻めて来て、エホヤキン王とその母、それにエゼキエル、ダニエル、ハナニヤ、ミシャエル、およびアザリヤなどの人々を含め、住民のうちの上層階級の人々を連れ去りました。(列王第二24:11,12,14-16。エゼキエル1:1,2。ダニエル1:1,2,6。エレミヤ52:28)それで、バビロンはエルサレムを攻撃しましたが、イスラエル人を全滅させるのではなく、多くのイスラエル人を故国に連れ去り、生き永らえさせました。



イスラエル人をバビロンへ流刑にすることは何度も行なわれました。エレミヤによると、バビロンの王ネブカドネザルの第18年と第23年にも行なわれました。(エレミヤ52:29,30)ネブカドネザルの第18年は、西暦前607年で、その時、ネブカドネザルはゼデキヤのもとにあったエルサレムを攻囲し、陥落させ、とりこをバビロンに連れて行きました。



それで、バビロンは、エホバの刑執行者として、行動し、ユダとエルサレムを滅ぼしましたが、その時、イスラエル人は全滅したわけではありませんでした。剣を逃れた多くのイスラエル人がバビロンにとりことして捕らえられていき、ダニエルやエゼキエルに代表される人々は、バビロンでエホバへの崇拝を忠実に保持するように努めることができました。また、剣を逃れて周辺の諸国家に逃げて生き永らえたイスラエル人もいました。(エレミヤ40:11,12)それで、昔、エホバはご自分の民を地理的移動という方法で守られました。



また、エレミヤやバルクなどの忠実な人々も、バビロンによるエルサレムの滅びを生き残りました。エレミヤは、イスラエル人が全滅しないで、生き残った人々がいたことは、エホバの愛ある親切と憐れみの反映であるとエホバを讃えました。



バビロンに連れ去られたイスラエル人の子孫は、ユダの七十年の荒廃の後、悔い改めた民として故国に戻りエホバの崇拝を復興することができました。



同じことが、終わりの時にも生じるでしょう。大いなるバビロンの人々も、緋色の野獣の攻撃の時に、すべて絶滅してしまうように見えることでしょう。(啓示17:16)また、大いなるバビロンの外にいる神の民も、諸国民による迫害のために絶滅してしまうように見えるかもしれません。(マタイ24:9)また、大患難の期間が長くなるならば、肉なる者は誰も救われないと述べられています。(マタイ24:22)しかし、エホバは、その愛ある親切と憐れみのゆえに、ご自分の民が全滅して地上から一掃されてしまわないように取り計らわれるでしょう。



大いなるバビロンの中にいる神の民は、エホバ神が大いなるバビロンを裁かれようとしていることを見分け、大いなるバビロンと共に滅びてしまわないように、災いの前に彼女から出てくることでしょう。(啓示18:4)



また、全地の神の民は、緋色の野獣の大いなるバビロンに対する総攻撃によって生じる大患難から自らの身を守るために、イエスの助言に従って山に逃れるでしょう。(マタイ24:15,16,21)そのために、神の民は全地で生じている迫害からも守られるでしょう。



しかし、山に逃れても、身を隠していなければならない期間が長くなれば、山に逃れた人も生き延びることが難しくなるのかもしれません。しかし、聖なる者すなわち油そそがれたクリスチャンの尽力のゆえに大患難の期間は短くなって、それゆえに人類は存続することができるようです。(マタイ24:22)そのようにして、全地にいる神の民は一部は迫害で命を失う人々もいるかもしれませんが、全体的には、大患難を保護されて生き延びるでしょう。(マタイ24:9。啓示7:9,10,14)



このようにして、エホバは昔ご自分の民を地理的移動によって存続させたように、大患難の時にも、ご自分の民を主に地理的移動によって存続させるでしょう。神の民が存続することは、エホバのご自分の民に対する愛ある親切と憐れみの表明でしょう。神の民は、大患難を生き残った後、全地で証しをすることによってエホバに対する感謝を表明することでしょう。(啓示19:1,2)




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