「あなたの心霊術的な行ないによってあらゆる国民が惑わされたのである。」(啓示18:23)
啓示18章には、大いなるバビロンの特徴がアメリカ合衆国の特徴と合致することが三つあります。その三番目の点について取り上げたいと思います。
(9)大いなるバビロンの心霊術的な行ないによってあらゆる国民が惑わされる。(啓示18:23)
心霊術や魔術に影響されたアメリカ発の音楽が全世界に発信されています。そうした音楽は、CDの販売やパソコンのインターネット、携帯電話、デジタル対応テレビやデジタルプレイヤー、自動車などを通して全世界に配信されています。
もちろん、アメリカ発の音楽のすべてが悪いのではありません。しかし、現代のアメリカの音楽の多くがオカルトや心霊術で汚染されています。
また、魔法の王国として有名なディズニー社は、カリフォルニア、フロリダ、パリ、東京、香港など全世界にテーマパークを持っています。また、ディズニー社は映画、、ビデオやケーブルテレビ、衛星放送、ミュージカルによって収益を得て、世界中に影響を与えています。
この成功は、大いなるバビロンが心霊術を他愛のないものであると世界中の人に思わせ惑わすというヨハネへの啓示の預言の成就となっています
「啓示18章・大娼婦はあらゆる国民を心霊術によって惑わす
」2009/11/3
これまで啓示17章・18章を調べて、おおよそ、九つの点でアメリカ合衆国は、大いなるバビロンの特徴を表していることを示しました。
ヨハネへの啓示の書の預言が記されたのが、西暦98年頃で、西暦1776年に独立宣言を発してアメリカ合衆国は成立しました。ですから、聖書は、千六百年以上前にアメリカ合衆国という国家の特徴を、預言していたことが分かります。ひとつの国家の特徴をここまで詳細に人間の力で予見することができるでしょうか。それは不可能でしょう。このことは、確かに、ヨハネへの啓示の書が神の霊感を受けたものであることを示しているのではないでしょうか。
また、大いなるバビロンの特徴がここまでアメリカ合衆国に当てはまっていることを考えると、将来の大いなるバビロンの滅びという未曾有の大患難が起こるという聖書の警告を真剣に受けとるべきではないでしょうか。