望郷の父・・・9 父の背景「挙式 そして 入籍 そして・・・」 | 魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

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無意識のストレス反応を意識的に変化させて
気づきと自然治癒力を高め 自分や周りのひとの存在に光をみる人生を楽しんでいます

望郷の父・・・目次



祖父から 母と結婚するのなら、母の家に養子に入るように言われた父は


その条件をのむことにした



養子になんか なりたくない


ともだちに なんて言う?


相手の名字を名乗るなんて・・・



養子になりたくない父が 母との結婚を選んだのはなぜなのか



その理由はわからないが


父と母は 母の生家で結婚式をあげることになったらしい



父は 自分の友人・知人には ほとんど知らせず


「こっそり」と 挙式したようだ



そして 母方の姓を名乗ることへのためらいからか


入籍は しばらく後にしたのではなかったか・・・?



ふたりの新婚生活が どこで始まったのかは


わたしの記憶があいまいなのだけど



父と母の入籍が 先延ばしになっていた間だったのか どうかも確かではないのだけど



養子に入るはずだった母の生家は


祖父が 保証人になっていた知人が、借金を踏み倒して逃げてしまったので


その「かた」として 家も 田畑も 手放すことになってしまった




父は 「だまされた」 と おもったらしい




「だました」 のは 誰だと おもったのだろう