低線量被曝の危険性について〜日常にしてはいけないと思いませんか? | 『つながる』ことからはじめよう!

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水や食物からの侵入もこわいけど、空気はその5倍も影響があると言われています。
だから、清掃工場でのプラ焼却は大問題だったし、私も参加した昨年春の松葉のダイオキシン調査では、東京23区の南側で調査をしたのですが、ダイオキシンだけでなく、重金属がかなり問題という結果が出ました。おおざっぱな結果としては、ロンドンの4倍、マンチェスターの2倍の空気の悪さだったのです。
子ども達のぜんそくが増えていることも空気の悪さの裏付けになると思います。
そして今、残念な事に心配しながらも現実になるとは思わなかった放射能汚染が始まってしまいました。
近所の子ども達はマスクもしていません。
空気からの侵入は出来るだけ防がなくてはならないのに。。。

http://blog.livedoor.jp/zin123/archives/1642878.html

上記のブログにも興味深い記事がありました。
16年前に週間プレイボーイが敦賀湾周辺を調査した時の記事とそれに関する埼玉大の市川教授のコメントが出ています。

一部抜粋転載

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過去何年間ということでデータをとり、当初は全国平均とあんまり変わらないか、むしろ少なかったのが、だんだん年を追うごとに増えてきていて、しかも近年になるほど数値が明確に上昇傾向にあるということから言うと、明らかに増加傾向にあるということは言える。
 それからもうひとつ、悪性リンパ腫にしろ白血病にしろ、原発から出てきた放射性核種(核物質の種類=編集部注)に起因するものであると特定することはできない。これはガンなどの晩発性障害の“宿命”。個々のケースについて断定はできないが、一つの傾向として、10�範囲内で増えてきているということになれば、合理的な推定として、関係があるのではないか、あるいは関係あるであろうという推論がなし得る--ということは言える。
 それから第3点は、調査結果では敦賀半島でなく原発の対岸地域で患者の発生が多いということだが、私自身も80年代の初めに敦賀市の委嘱を受け、若狭湾周辺で4年間にわたりムラサキツユクサの花びらの観察をしたデータの解析を行なったことがある。その際、対岸地域ではかなり高い頻度で突然変異が発生するという結果が出たが、今回の調査結果もこれとの類似性が認められる。個々の細胞レベルでは、人の細胞とムラサキツユクサの細胞の放射線に対する感受性はほとんど同じ。だから、人にそういういろんなことが現われても不思議ではない。
 敦賀の発電所周辺では湾内からいろんな放射線核種が低濃度だけども常に検出されている。どんなに少なくてもそれ相応の危険があるのであって、イギリスのセラフィールド再処理工場周辺では危険が100だとすると、敦賀ではそれに対して1の危険度があると本来は考えるべきであり、少ないから大丈夫という言い方はやはりおかしい。
 おそらくこういうデータが出されると、福井県ないし電力会社のほうでは、原発のある地域では平均的に年齢構成が高いところが多いので、年齢補正しなければ意味がないと言うかもしれない。けれども、僕が心配なのは、例えば、イギリスの場合、セラフィールドの近くとか、その他の原子力施設の近くでは、年齢構成が非常に高くても比較的若い人に集中的に発生する傾向が見られる。ここの場合も、若年層の率は人口比では少ないけども、そういう人たちに出るんじゃないかと。というのは、放射線に対する感受性は明らかに若年層ほど高くなるからです」