介護報酬改定・ICF|第8回 日本訪問リハビリテーション協会 学術大会 in 東京 ② | 【東京・吉祥寺】“しなやかに強く” 生きていく(#マルチポテンシャライト #アドラー心理学 #HSP)|たかのかた

【東京・吉祥寺】“しなやかに強く” 生きていく(#マルチポテンシャライト #アドラー心理学 #HSP)|たかのかた

「アドラー心理学」を軸に、誰もが自分らしさを取り戻し、また特に僕自身がそうでもあることから、HSP(人一倍敏感な人)の方が、自分自身の肯定的な言葉からセルフイメージを育てていき、“しなやかに強く” 生きていくためのお手伝いをしています。

こんにちは。

 

 

アドラー心理学・

ELM(エルム)勇気づけトレーナーで、

 

特別養護老人ホーム及び利用者宅への

訪問リハビリテーションを行っている

 

理学療法士の山田 鷹です。

 

 

 

image

 

 

さてさて、

 

ずいぶんご無沙汰してしまっていた、

 

 

日本訪問リハビリテーション協会主催の

 

第8回 日本訪問リハビリテーション協会

学術大会 in 東京

 

への参加をきっかけとして、

 

内容や考えをまとめてみようという

こちらのシリーズ。

前回の記事:①

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

「平成27年度 介護報酬改定」

 

 

この学術大会を通して、

 

最もよく取り上げられていた

 

キーワードのひとつがこれです。

 

 

 

特に、

 

この平成27年度 介護報酬改定は、

『訪問リハビリテーション』にとって、

どんな影響があったのか?

 

と、この点についての検証が、

 

今回の学術大会を通して

行われていたように感じます。

 

 

なので、

ひとまずこのキーワードを

 

“思考の入り口” にして、

 

進めていきたいと思います。

 

 

・・・・・・

 

 

平成27年度 介護報酬改定に関しては、

 

平成27年度介護報酬改定の骨子

 

として、厚生労働省がホームページ上に

その概要をまとめて提示しています。

 

 

この中で、特に今回の学術大会中に

目にすることの多かった、

 

『訪問リハビリテーション』に

触れられている箇所は以下の部分になります。

 

 

赤線囲み部分(今回、画像加工)

1.中重度の要介護者や認知症高齢者への対応の更なる強化

〔中略〕

(2)活動と参加に焦点を当てたリハビリテーションの推進

・リハビリテーションの理念を踏まえた「心身機能」、「活動」、「参加」の要素にバランスよく働きかける効果的なサービス提供を推進するための理念の明確化と「活動」、「参加」に焦点を当てた新たな報酬体系の導入

厚生労働省:平成27年度介護報酬改定の骨子 より引用

 

(2)活動と参加に焦点を当てたリハビリテーションの推進

○ 「心身機能」、「活動」、「参加」の要素にバランスよく働きかける効果的なリハビリテーションの提供を推進するため、そのような理念を明確化するとともに、「活動」と「参加」に焦点を当てた新たな報酬体系の導入や、このような質の高いリハビリテーションの着実な提供を促すためのリハビリテーションマネジメントの充実等を図る。

厚生労働省:平成27年度介護報酬改定の骨子 より引用

 

 

・・・・・・

 

 

ここではとりわけ、

 

 

「心身機能」に焦点を当てた

機能回復訓練ばかりでなく、

 

 

 

日常生活の中での「活動」や、

 

家族や社会への「参加」

あらためて焦点を当て、

 

 

 

リハビリテーションを通して

 

「自立」を促していくことの大切さが

取り上げられています。

 

 

 

 

 

これは同時に、

 

 

 

世界保健機関(WHO)が、

 

 

「人間の生活機能と障害の分類法」として

 

国際生活機能分類(ICF)

(厚生労働省の報道発表資料へリンク)

 

新たに採択した2001年以降、

 

 

「心身機能」「活動」「参加」という

 

枠組みに従って制度を整えたり、

 

実際の取り組みを行ってきたものの、

 

 

「心身機能」「活動」「参加」

 

 

と、なってしまっている場面が

多いことに対する、

認識の提示反省をふまえた上で、

 

 

これらのバランスをもう一度よく考えよう!

 

日頃からもっと

「活動」「参加」へ注目を与えていこう!

 

 

という旗を振り始めた

ということだと思います。

 

 

 

そして

 

現在、その旗振りの影響が

現場のセラピストには

どのように現れてきているか?

 

 

その様子の紹介や、

 

それを受けて

僕がどのように感じたかについて、

 

次回はまとめてみようと思います。

 

 

③へ続く。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

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