サロゲート | むすめの右フック

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サロゲートサロゲート (2009)

【監督】ジョナサン・モストウ
【出演】ブルース・ウィリス / ラダ・ミッチェル / ロザムンド・パイク / ジェームズ・クロムウェル / ヴィング・レイムス / ボリス・コドジョー / ジェームズ・フランシス・ギンティ / ジャック・ノーズワージー / デヴィン・ラトレイ / マイケル・カドリッツ


★★★ [60点]「サロゲッチュ。」

ロボットに日常生活してもらうってお話。
ひきこもり養成ロボットって映画。

ほとんどの人たちが、自分用のロボットを手に入れちゃう。で、自分の代わりに社会生活をしてもらうコトによって、犯罪や事故に巻き込まれるコトがない安全を手に入れたってお話。しかも、美男美女、なんにでもなれちゃうから、変身願望まで満たされちゃう。しかし、デブ男が金髪美女になってるのは、やり過ぎだろ!はっはっはっ

美容整形をしだしたら、もう止まんない!とか、携帯やらネットやらに依存しちゃったりだとか、そんな人間の弱さを見せてくれる映画なんですが、身代りロボットが一般化してる割には、その説得力が弱いかな。なので、いまいち乗れない。これ、ネット上に作られた世界で生活するってお話だったら良かったかな。なんかあったよね。そんなネットゲームが。

で、これ、もう、ブルース・ウィリスが可笑しくてたまんない!いや、みんな、それなりに自分用のロボットをカッコ良くして見栄張ってるんですが、ブルース・ウィリスが、髪を、ちょっと増やしてるトコロが面白い。俺に足りないのは髪だけだ!みたいな。はっはっはっ

あとは、アレですね。すごく未来なアイテムが主役なのに、街中が、あんまり未来じゃないのが残念。っていうか0点。いや、プリウスとか走ってちゃダメでしょ!雰囲気壊れちゃう。

しかし、これ、発想が、70年代のSF映画っぽかったですね。って言うか、70年代に作られてたら、なかなか味のあるカルト映画になってたかも。で、どことなく『ブレードランナー』や『マイノリティ・リポート』なミステリーな雰囲気は、なかなか良かったかな。



Posted by 獅子王 on 2011/07/23 with ぴあ映画生活