 | インストーラー (2007) 【監督】ジュリアン・ルクレール 【出演】アルベール・デュポンテル / マリー・ギラール / マルト・ケラー / メラニー・ティエリー / エステル・ルフェビュール / アラン・フィグラルツ / クロード・ペロン |
[70点]「なんて便利な機械なんだ。」やりすぎ捜査官の脳内リセットってお話。
これ、ちょっと青味がかった映像の暗～い感じが、トムクルーズの『マイノリティ・リポート』を思わせて、かなり期待大な近未来映画です。で、妻が死んだために休職中の刑事が、ある事件をキッカケに、また現場復帰するってお話ですが、人の記憶をパソコンのデータみたいに、消去したり、書き換えたり出来る機械を巡る争いってトコロが面白い。
しかし、まぁ、フランスの映画は、なにかオシャレですね。私なんて、おフランスって聞いただけで、かしこまっちゃいます！はっはっはっ。で、向こうの映画は、格闘シーンとかが、アメリカ映画と違って、妙に生々しくて、痛々しいですね。とくに、フランス産ホラーなんかは、正視できないほど、痛さが伝わってきたりします。
で、これ、結構、良いお話だったんですが、ちょっと、時間が短かったかな。なので、せっかくのお話が、軽く流れちゃったって感じですね。各キャラのの背景が生きてこない！みたいなね。これ、連続ドラマだったら、もっと面白かったでしょうね。うん、残念。あ、あと、主役のおっさんも、もうちょっとスマートな方が、近未来な設定にあってたかも。