絶体×絶命 | むすめの右フック

むすめの右フック

. おもに洋画・洋楽のはなしかな

絶体×絶命絶体×絶命 (1998)

【監督】バーベット・シュローダー
【出演】マイケル・キートン / アンディ・ガルシア / ブライアン・コックス / マーシャ・ゲイ・ハーデン / エリック・キング / エフレイン・フィギュエロア / ジョセフ・クロス


★★★★ [80点]「誰がなんて言おうが、ウチの子が一番!」

最近では、リーアム・ニーソンの『96時間』っていう親バカ映画がありますが、コチラもなかなかの親バカっぷりを見せてくれる映画ですね。

ある刑事の息子が白血病で、その息子の骨髄適合者が、なんと凶悪な殺人犯。で、なんとか厳重警戒で病院に移送して移植手術をお願いしちゃおうってお話ですが、この凶悪犯、ムチャクチャ頭がイイ。だから、この機会を逃すハズがなく、当然のように脱走計画を立てちゃいます。で、そんな殺人犯を思いっ切りサポートしちゃう親バカ捜査官ってお話です。

しかし、コノ映画の親バカ度もスゴイです。警官が死のうが、一般人が死のうが、このお父さんは知ったコッチャありません。なんたって、コノ脱走犯はドナーなんですから、絶対に死なせるもんか!ってなモンです。ま、そんなトンデモなお話ですが、コレが、なかなか面白いです。ただ、お父さん役のアンディ・ガルシアが、完全に、マイケル・キートンに喰われちゃってますね。ま、マイケル・キートンが、ちょっとスゴ過ぎました。なんて言うんでしょうか。変なカリスマ性を発揮してます。で、そんなカリスマ凶悪犯と子供のやり取りが、結構、面白いです。




Posted by 獅子王 on 2010/04/17 with ぴあ映画生活