ゼア・ウィル・ビー・ブラッド | むすめの右フック

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッドゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)

【監督】ポール・トーマス・アンダーソン
【出演】ダニエル・デイ=ルイス / ポール・ダノ / ディロン・フレイジャー / ケヴィン・J・オコナー / キアラン・ハインズ


★★★★☆ [90点]「血がすべて」

周りの者すべてが敵といった、野心に満ち溢れた男が主人公ですが、
いやはやスゴイ!この男も 演じてるダニエル・デイ=ルイスも!

この人『ラスト・オブ・モヒカン』以来、久しぶりに見ましたけど、
随分とオジサンになっちゃいましたね。ま、人のコト言えないか!はっはっはっ。

そして、もう一人、すさまじい強欲ぶりを見せる男が出てきますが、
コチラも鬼気迫る演技で、観ていて、正直、怖いです!はっはっはっ

で、この映画、油田を掘り当てる石油王の話ですが、
埋蔵金探しのような男のロマンとかじゃなく、とにかく金って感じ。

血も涙もない男、いや、全部、油で出来てんじゃないかって男。
でも、そんな男でも血のつながりは大事にするらしい。
金儲けの世界で闘っていくには、心から信頼できる人間が必要だったのかな。

しかし、この映画の迫力と言うか、パワーは凄まじいですね。
2時間40分の間、ズーッと圧倒され続けます。正直、辛いです!はっはっはっ。

で、この映画、これぞ映画ってほどの傑作じゃないでしょうか。
私なんかが観るのは、10年早い!まして、レビューを書くなんて100年早い!
ま、それまで、アメブロしてるだろうか?はっはっはっ



Posted by 獅子王 on 2008/10/01 with ぴあ映画生活