先日、クリエイティブのボードメンバーと話題に上がった記事

 Webデザインの世界の著名なブログ「A List Apart」が行った調査
 「Findings from the A LIST APART Survey, 2009


その延長で、国内のWebデザイナー業界を改めて俯瞰したいとyanaに相談したら
Web DesigningのWebデザイナー白書 2008~2010年を用意してくれました。

この週末、Webデザイナー白書にパラパラ見ていた中でポイントを整理してみました。



縦四角ピンク個人事業主が前年比+3.9%、会社経営が前年比+4.5%

$男道 - 長瀬慶重のアメブロ

景気の悪化により地方で仕事なく個人事業主にならざるを得ないという話を
耳にする機会も増えてきました。
Web制作の社会的な構造にも起因していると思いますが、景気の影響を受けやすいのでは。

また、ネットサービスを制作・開発している現場のみを経験している私にとっては、
日々の仕事で関わる人数が1~3人と少人数である人が全体の50%を占めている事は驚き。

変化が激しい業界だからこそ、切磋琢磨出来る環境がないと高い成長は見込めないはず。



縦四角ピンク平均年収 会社員は389.6万円、個人事業主は456.3万円

$男道 - 長瀬慶重のアメブロ

単純にお金だけでは計れないと思いますが、この白書で印象的だった事の1つに
評価への満足度、仕事の質と量への満足度、働きやすい環境への満足度を重視していること。

当社でも、安心して働ける環境作りに力を入れています。
また、成長のために必要な支援も積極的に実施しています。

これは、当社のエンジニア・クリエイターとの対話の中で必然性を強く感じた為です。



縦四角ピンクスマートフォンへの関心

近いうちに習得したいものは?をみても、HTML5・CSS3・JavaScriptがトップを占めており
iPhone/iPad、Androidへの関心も高まっていると

変化の激しい環境だからこそ、自分のスキルが陳腐化することをネガティブに考えず
ポジティブに向き合いたいという方のコメントが多かったのが印象的でした。



縦四角ピンクおわりに

現在、当社のWebクリエイターの多くは、受託型のサイト制作や広告制作ではなく、
自社メディアの制作・開発にコミットするメディアクリエイターがほとんど。

こういった白書の中で記載されている”一般的な”世界と比較しても
当社のメディアクリエイターの働く環境と大きく異なる点を感じました。

特に感じたのが「やりがい」。
当社のWebクリエイターの多くが「クリエイティブで世の中を幸せにしたい」と口にします。

自ら生み出したサービスを多くのユーザーが利用する。
その結果 少しでも社会を豊かにすることができた! 

このようなやりがいを社員全員が持っている会社は本当に素晴らしいと思う。



11月から国内のWebクリエイターの方とこれまで以上に多くの接点を持とうと考えています。

その中では、ネットメディアを創る事の楽しさ・やりがいを伝えて行くつもりでいます。
また、当社の「挑戦」と「安心」を両立する職場環境についても話をします。

今から楽しみです。


Web Designing (ウェブデザイニング) 2010年 10月号 [雑誌]/著者不明

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