4人目ちゃん、現在妊娠8ヶ月。

もうすぐ9ヶ月に突入しようとしています。

 

 

出産前に、3人目の自宅出産のことや

これまでのお産を振り返ってみようかな

と、ふと思ったとき、

 

 

やっぱり一番初めに死産した

ムスメちゃんのことが一番に出てくる。

 

 

 

人生観、死生観を大きく変えた出来事であり

これほどまでに

 

いのちとは?

生きることとは?

人は何のために生まれ何のために生きるのか?

 
と、いのちを見つめたことはなかった。

 

 

あれから今年で10年。

 

 

当時に開設した楽天ブログ(→コチラ)に

記したものをこちらにもアップしようと思います。

 

 

 

ただ悲しい体験を記したいのではない。

 

 

この経験を通して感じたこと・・・

どんなに短いいのちにも価値があるし、

死と直面したことで、今生きてるって

なんてありがたいんだと思ったことを

綴りたいなと思うんです。

 

 

読みにくいところもあるかもしれないけど、

ご興味のある方だけ、

おつきあいいただけると嬉しいです好

 

 

写真はこのときとは関係ないけど、次男を妊娠中にハニーフォトサロンさんに撮ってもらったマタニティフォトより

 

 

 

 

自分のお腹の中の命を突然亡くすという

悲しい現実に直面したとき、


こんなことがあるなんてこと、

周りで聞いたこともなかったし、

妊婦向けの本にも載っていなかったので、

インターネットだけが頼りでした。

 

 

ネットで検索して、

同じように辛い経験をされた方が

たくさんいることを知りました。

 


自分だけじゃないんだと思えることで、

救われることもありました。

 

 

ムスメを授かってからの日々のこと、

そして悲しいお別れのこと。

悲しいことだけど、記録しておきたい。

 

 

まずは自分の気持ちを整理するためにも。

 

そして、同じような経験された方に、

少しでも心の救いになれば。


ご家族や周囲の方で

悲しみにくれている人がいる方にとって、

経験談を読むことで何か少しでも

参考になることがあれば。


読んでくださった方に、

何か少しでも感じ取ってもらえることがあれば。

 

そんな思いを込めて、

これから不定期で数回に分けて、

書いていきたいと思います。

 

 

2007年3月。
生理が一日でも遅れると、

期待に胸が膨らませた。

 


はやる気持ちを抑えながら、

一週間待ってもこなかったので
検査薬を買って調べたら陽性反応が!

 


涙を流して喜んだ。

 

 

食に関心を持ち始めた頃に

「食卓の向こう側 ~産む力、生まれる力~」

 

 

を読んで、できるだけ医療介入せず、

自然なお産がしたいと思っていたので、

車で一時間ほどの市外にある助産院に

足を運んだ。

 

 

産院は近くにたくさんあり、

最初は妊娠確認のために、比較的近くで

人気のあると言われてる産院に行った。

 


けど、待ち時間が長くて

健診はあっという間に終わる。

 


エコーを見て、
「異常ないですね」
「質問ないですか?」
で終わるのに、ちょっと味気なさを感じた。

 

 

助産院は遠いし交通の便も悪かった。
けれど、やっぱりこの落ち着いた

雰囲気の中で、子供を産みたい。


食事指導を受けながら、

産むためのカラダづくりをしていきたい。


夫とも意見が一致し、

助産院に通うことに決めた。

 

 

  

 

 

助産院の食事指導は、

話に聞いていたとおり厳しかった。

 


毎日つける食事日記に、

赤ペンでチェックが入る。

 

「甘いものを食べると、血糖値が急激に上がるからダメ」
・・・お菓子は控えていたつもりだったけど、まだまだ甘かった(凹)

 

 

「甘いものが食べたかったら、りんごやお芋ならいい」

と言われたので、

果物だったらいいんだと解釈して

毎日のように食べてしまった。


次の健診では、

「果物が多すぎる。毎日食べたらダメ」

と言われてしまった(凹凹)

 

 

その頃はまだ勤めていたので、

つきあいも多く、外食が多いことも

指摘された。

 

 

1ヶ月で3kgも

体重が増えてしまったときは、

「これは異常よ」

とものすごく怒られ、

 

「油ものを減らすこと」

「夕食の時間を早くすること」

とのご指導(凹凹凹)

 

 

助産院には毎回夫も一緒に行き、

一緒に厳しい指導を受けた。

 


健診のあとは、毎回「反省会」。

いつも凹み気味だった。

 


食事には気をつけているつもりだったけど、

甘かった。

 


でも安産のために、がんばらないと!

そう思って少しずつ生活を見直していった。

 

 

甘いものを減らし、

つきあいの外食も減らし、

夕食の時間もできるだけ早くして量も減らし、

おかずは炒め物をやめて煮物にし、

早寝早起きを心がけた。

 


夕食後は毎日2時間くらい

散歩するよう心がけた。

 

 

少しずつ変わっていった。

 

 


ただ「安産のために!」と

我慢するばかりではストレスになる・・・。


もっと楽しくおいしく料理したい!
そう思って料理教室にも行くようになった。

 

 

  

 

 

前期の病院健診のときに女の子と分かり、

すぐに名前を決めた。
(助産院に通っていても、前期と後期の二回は病院で検査を受けることになっていたので)

 


二人の意見がぴったり一致し、

「陽菜子」と名づけた。

 

 


お腹もどんどん大きくなっていった。
毎日元気に動くお腹をさすり話しかけた。
散歩しながら、いつも陽菜子が生まれてからの話をしていた。

 


希望に胸を膨らませていた。
生まれてくる日が待ち遠しかった。
楽しみで仕方なかった。

 

 

そうやって、陽菜子の成長と共に、

パパとママになる準備を進めてきた。

 

 

そして、産休に入った。

 


これから本腰を入れて

出産の準備していこうとしていた矢先だった。

 

 

続く

 

>>>お空のムスメの記録②~突然襲ってきた悲しみ~

 

 
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