スノーボール(オレ様クッキング15) | " 木の住まい " に出会って、杉の家

スノーボール(オレ様クッキング15)


" 木の住まい " に出会って、杉の家  スノーボール

集団面接での志望動機で「姉に負けたくないからです。」と言い放つ度胸を持ちながらも
怖いから、と、自己採点もせずに迎えた合格発表はサクラ咲き、
娘が大学受験を控えてやっとガラケー(web禁止)を卒業して得たiPhone5を
3年間の時代の流れにより早々に手にしたオレ様は
新しい高校での仲間(部活動を通じて知人だった他校生徒)と連絡を取り合い、
最初は電車とバスで、2度目は片道1時間半かけて自転車で向かった
2度の勉強会の末、残る宿題は読書感想文だけらしい。

「オレってお菓子作った事ないよね?」
そんなことはない。証拠はあるぞ、紅茶のクッキー。
じゃあ、クッキーを作る、といって
これまたiPhoneで探し出したレシピの中から選んだのがスノーボール。

アーモンドダイスはあるが、プードルがない。
炒ってすりつぶさせることにしたのだが、炒り方がいまひとつなので交替してやったら
娘からメールが入って対応しているうちに少し焦げた。スマン…

レシピでは片栗粉を使うようになっていたけれど、
タピオカでんぷんがあったのでそれに変更させた。
たぶん、片栗粉だとちょっと粉っぽくなる。

レシピではサラダオイルになっていたけれど、バターのほうが美味しいと思うと提案したものの
バターが少ししかなく、結局サラダオイル主体となった。

160度で15分焼くようになっていたのだが、前回オーブンを使った時の
220度のままになっていたのを思い出した時には既に遅し、食べられるものの、
スノーボールはひび割れ、中は空洞、底は真っ黒焦げになってしまった。スマン…

2度目はレシピどおり160度で。大事だった、「160度」。
高温で焼いてしまったものとは違うものができた。
「オレ、これ、だれかに食べさせたい!」
というほどの出来だったよ。