セクシズム?
一瞬、男が嫌いになりそうでしたよ。
男が好き、女が好きって、普段は、あまり気にすることなく生活してるけど、
ほら、なんせ、自分が一番好きなだから。 (シレ〜)
昨日、ウチのオフィスに、たまに来るドクターのアシストに付いたんですよ。
このドクター、見た目も中身も元祖アメリカンって感じの人で、
ステーキ食べて、プロテイン摂取で筋トレしてそうな、(それなんか、ちょっと偏見ではありませか?)
そうね、見た目は、アニメのFamily Guy に出て来る Joe みたいな感じ。(あくまで見た目ね)
割と俺俺タイプの、男意気セミマッチョ。
頭のてっぺんから、足のつま先まで完璧にケアしているゲイボーイ
ファッションにも十分気を使ってるジュノンボーイ(ってまだあるか?)
もちろん、持ち物だって超おしゃれ!
特に持ち物置き場のないウチのオフィスは、テキトーに床に荷物を置いてもらう。(それも、問題ですけれど)
「テキトーに荷物を置いて下さい。」
すると、冗談じゃないわとばかりに、アタシの存在には気づかなかった振りして、
「ホセ~(受付ゲイちゃんの仮名)、アタシのバックを保管しててくれないかしら!」
「Ok、マシュー! ノープロブレマよっ!」
こりんごを飛び越えて、ゲイ同士で空中会話していた。
「マシュー、こちらにお座りください。」
マシューは、完全に、アタシを無視して、チェアーに座りもしない。
そこへ、俺マッチョドクターが登場!
「I'm sorry for this delay. 遅れてすまないね。」
「Oh, No worries! 全然、大丈夫です!」
なんでやねんっ!
マシューまるで別人!
そして、治療が始まる。
デリケートなゲイボーイマシューと、豪快俺マッチョなドクターなのでか、ちょっと治療がもたついていた。
次第に、俺マッチョがイラつい来ているのがわかる。
些細なことで、舌打ちをし始め、一瞬でもアシストが遅れると、Oh Boy! と言わんばかりに、ため息をわざとらしくつく。
「カッパープリーズ。」
と言われ、
はぁ?
カッパーってなんだ?
いや、この俺マッチョの英語は、非常にネイティブイングリッシュかってくらいに聞き取りずらいので、今までも推測しながら会話をしてきてはいたのだか、
カッパー?カッパー? かっぱ?
このシチュエーションで、カッパーと言ったら、なんだ?
だめだ、もう、 河童しか出てこない!
俺マッチョが、首を左右に振り始め、深いため息をついて、アタシを見下している!
今日は、彼自身の機嫌も悪いので、格好なる八つ当たりの餌食ともなっている感じだ。
やっと河童が、コットンボールであること、5秒遅れて判明!
これだよっ
たった、5秒、コットンボールを、河童と聞き間違えただけで、
ものすごい、出来の悪いアシスタント扱いされる・・・。
それも、全部、八つ当たりなのは知っている。
本当に、この日は、大袈裟ではなく、袋叩きにあったかのようだった。
自分という存在を、痛い程ないがしろにされ、セクシズムと言うか、精神的暴行を食らったような思いがした。
本当に、彼らの、アタシを見る目が、差別的偏見?
その空気は、文字では書き表せないが、
さすがに当事者である俺マッチョが、ひどく、こりんごに当たっていたのを自覚していたようで、帰り際に、
「Thank you. Good work.」
と声をかけて帰って行った。
マシューは、若造だから、人の痛みなんか、気づきもしなで帰って行ったけどね。
通常、ゲイの人は、フレンドリーで、こりんごは彼らと割と相性はいいんだけれど・・・。
人種差別や、性差別、差別王国アメリカですから、こんなことは日常茶飯事ですけれど、
それでは、本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
アメリカで生きるLGBT組合でゲイ子さんの、Dukeさんの再放送ね。
アメリカのゲイ事情、シェアしていただきました!
クリスマススペシャルだった理由も必見よ!
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