2-2.性格を分析する
2.トレード対象と技術は一つに絞る
前回の続きからです。
↓ ↓ ↓
2-1.一つのエキスパートになる方が良い(2009.1.31)
一つのエキスパートになるのが良いと書きましたが、
これは、自分なりスタンスをハッキリ決めておく必要があるからです。
例えば、同じ相場でも、
商品先物、指数先物、個別株、FXなんか性質が違いますよね。
また手法に関しても膨大に情報が出回っています。
これらを広く浅くやるよりも、まずは自分の必殺技と得意の場所を
ものにしようというわけです。
それに、相場の神は唯一絶対神というわけでもなく、
各々の場所に各々の神々が居ます。
(※参考)
商品先物、指数先物、FX等など、それぞれ違う性質をしています。
お互いに関心があったり、なかったりもするようで、それらは、
相互に裁定が掛かったり、掛からなかったりと色々なところで
垣間見ることができます。
システムトレードで考える場合、それを土台にしておく必要があります。
どの相場で戦うかを決めるのは、自分の生活スタイルや性格から
わりと自動的にきまると思います。
日中は働かなくてはならないのに、日計りで張り付くわけには行かないし、
日中時間があるのに、わざわざ夜中に激しく動くFXで一晩中取引する
必要もないわけです。
自動売買というやり方も最近流行って来てますが、これはこれで、
運用してる証券会社やハードウェアなどに様々なリスクがありますので、
それらも洗いざらい調べなくてはなりません。
このブログでは日経225先物での日計りによる
システムトレードを考えていますので、
まず日経225先物の性格を調べ上げていかなくてはならないでしょうね。
まず、仮説を立てる前段として、
いくつかの性格を見てみる必要がありそうです。
人間で言えば、行動観察と心理分析にあたるのでしょうか。
これも多角的に分析してみる必要があると思います。
日経225先物に書かれている書籍を読んでみるのも手でしょうし、
実際にチャートを眺めながら、動きの傾向を掴むというのも手でしょう。
この段階では、まだ数字で考えたり、確率を求めたりは出来ませんね。
それらを活用するための下準備だと思っててください。
最終的に複数の相場で活躍することもあると思いますが、
やたらめったらに手を出さず
まずは、一つに絞りましょう。
それが結果的に複数の相場でのエキスパートになる一歩だと思います。