2-2.性格を分析する | 日経225先物システムトレード構築方法

2-2.性格を分析する

2.トレード対象と技術は一つに絞る
     前回の続きからです。
        ↓ ↓ ↓

2-1.一つのエキスパートになる方が良い(2009.1.31)


一つのエキスパートになるのが良いと書きましたが、
これは、自分なりスタンスをハッキリ決めておく必要があるからです。


例えば、同じ相場でも、
商品先物、指数先物、個別株、FXなんか性質が違いますよね。
また手法に関しても膨大に情報が出回っています。

これらを広く浅くやるよりも、まずは自分の必殺技と得意の場所を
ものにしようというわけです。

それに、相場の神は唯一絶対神というわけでもなく、
各々の場所に各々の神々が居ます。

(※参考)

  8-1.相場の神は存在するか?(2009.2.17)

  8-2.得体の知れない相場の神の性格(2009.2.19)


商品先物、指数先物、FX等など、それぞれ違う性質をしています。

お互いに関心があったり、なかったりもするようで、それらは、
相互に裁定が掛かったり、掛からなかったりと色々なところで
垣間見ることができます。
システムトレードで考える場合、それを土台にしておく必要があります。


システムトレード構築方法
どの相場で戦うかを決めるのは、自分の生活スタイルや性格から
わりと自動的にきまると思います。

日中は働かなくてはならないのに、日計りで張り付くわけには行かないし、
日中時間があるのに、わざわざ夜中に激しく動くFXで一晩中取引する
必要もないわけです。

自動売買というやり方も最近流行って来てますが、これはこれで、
運用してる証券会社やハードウェアなどに様々なリスクがありますので、
それらも洗いざらい調べなくてはなりません。

このブログでは日経225先物での日計りによる
システムトレードを考えていますので、

まず日経225先物の性格を調べ上げていかなくてはならないでしょうね。

まず、仮説を立てる前段として、
いくつかの性格を見てみる必要がありそうです。
人間で言えば、行動観察と心理分析にあたるのでしょうか。

これも多角的に分析してみる必要があると思います。

日経225先物に書かれている書籍を読んでみるのも手でしょうし、
実際にチャートを眺めながら、動きの傾向を掴むというのも手でしょう。


この段階では、まだ数字で考えたり、確率を求めたりは出来ませんね。

それらを活用するための下準備だと思っててください。


最終的に複数の相場で活躍することもあると思いますが、

やたらめったらに手を出さず


まずは、一つに絞りましょう。


それが結果的に複数の相場でのエキスパートになる一歩だと思います。



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