8-1.相場の神は存在するか? | 日経225先物システムトレード構築方法

8-1.相場の神は存在するか?

 8.精神論・哲学・こころのお話し

  テーマ 8.の第一回目の話です。

        ↓ ↓ ↓


順不同で書いてます。なので、今日はいきなり最終章のテーマ。

どちらかというと哲学的な話です。


2回に分けてかきます。

相場の神は存在するのか?


初っ端から宗教みたいな話になってますが、
これもシステムトレードに絡めてです。

存在証明というよりも、いると仮定して勝手に進めます。


私がイメージしてるのは、ある漫画に出てくる神です。
三浦建太郎氏の『ベルセルク』という漫画をご存知でしょうか?


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かなりグロな場面も多く、人によっては嫌悪感あるでしょうが、
この漫画の世界観が面白く、
人間の住む現世(うつよ)と魔物の彷徨う幽界(かくりょ)、
そして、その中間の狭間(はざま)の世界があります。

幽界(かくりょ)の世界の底には深淵の神というものが居て、
それがこの世の因果律を定めているそうです。

深淵の神はヒロイックな慈愛の創造神ではなく、
全ての人間の底に潜む闇、念の海、が生み出した異形の存在です。

相場に神がいたら、そんな存在なのではないかと思います。

欲望絶望怒り喜び・・・・そういう人間と社会の思惑が集約して
相場のチャートを動かしています。


チャートは無数の意志が反映された異形の姿にすら見えます。

実は『ベルセルク』という漫画の単行本では、その深淵の神が登場した回が
丸ごと削除されていて、ここで紹介するのは変な話であり、
猫レオも大昔、連載時に読んだ記憶しかありませんので、

その場面を猫レオが思い出しながら描きました、こんな感じでした。

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準主役のキャラが魔に転生する際に、意識の深淵の底まで辿り着き
会話をする場面です。

(実際はもっとオドロオドロしい絵だったような)

それはそのまま相場の神としてこんな下図のイメージを思い描かせます。

深淵の底(各国の取引所)に寄せられる大量の注文、その背景にある
さまざまな思惑、念、などなど、
個人の想いから、各企業の想い、各国の想い、
ユダヤ財閥やアラブの王様などの巨大資本の想い・・


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そういう物が相場を、チャートを動かします。
各国の先物や為替、個別株などによって参加者の想いにも

多様な種類があると思いますが。


よく相場は生き物と言いますが、まさに念が生み出した超生物ですね。

ちょっと怖いです、我ながら心を病んでるような絵ですね(笑)

さて、ちょっと頭を切り替えて、
ここで、もうひとつ別の存在を考えてみます。

ギャンブルの神です。


ゲームとして行われてる公平なギャンブルの勝敗を支配する神。
それは、自然界を支配する法則通りに勝負を支配します。
確率とか統計とか大数の法則とか逆正弦の法則とか・・・・
いろいろありますが、


ルーレットでもポーカーでもブラックジャックでも、勝敗の鍵を握るのは
確率的な数値に合致してます。


いくら参加者の怨念が大量に集まっても、ルーレットは公平に回るし、
カードの出現確率は変化しません。

※ギャンブルを数学的に解説した書籍など読むと面白いです。

相場の場合どうでしょうか?

もし、チャートの値動きがルーレットの出目のように
完全にランダムなら問題ないと思います。
相場の神は、ギャンブルの神と同じ性質でしょう。

ところが相場の神は、先ほどイメージしたように、
それとは少々異質な存在かも知れません。


何しろ、無数の人間の念が集まった存在です。そいつが値動きを支配します。


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このブログ全体を通して、毎回、確率、数字と如何にも、
もっともらしい話をしていながら恐縮ですが、
あまり純粋に、確率や数字だけに焦点が行き過ぎてしまうと、
それはそれで問題があったりします。


なので、この話を早い段階でしておきたいなと思ってました。


確率確率といいながら、システムトレードには ?…な側面があります。


ちょと続きます。



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