「観音様と紅葉の2」の記事の続きです。
まさか、その3があるとは思わなかったでしょうね。
またかいなーって言われそうですね。
関西弁で悪いですけどね。
実はまた浅草寺にご参拝に行きました。
今は大切な時期なのです。
関東にとっても自分のことも色々とあるのですが
本当は毎日でもご参拝は欠かせないと思っております。
今年は東日本大震災が起きたわけですが
今後関東で同様の大地震が起こらないとは言えません。
東海、東南海地方だって、関西、四国、九州も
決して安全ではないようです。
学者やその関係者によりその大地震の起こる可能性は
多く語られていますし、そのための対策も
色々と進められているようです。
学者の分析だとか預言とかで地震や災害の危険性が
多く語られメディア等で取り上げられているうちは
いまだ安全である可能性が高いですが
そんなことも忘れ去られたときこそが
実は本当に危ない大きなことが起こるようです。
今年は東日本大震災があって、
私たちの住む世界というものは大自然の前では
一瞬のうちにすべて簡単に壊されてしまうということを
これでもかというほど思い知らされたことです。
それは幸いに被災に遭わなかったものにとっても
大きな教えであったのだと思います。
だからこそ、もう二度とそんなことが日本の国に
関東を始めその他の地域も起こることがないように
心あるものは日頃から神仏に祈るべきなのでは
ないでしょうか。
真剣にそのことを祈る人が多ければ多いほど
今後起こるべき災いも別の形に変えていただき
最小限の形になっていくはずです。
それは、宗教等に属する者の使命ということだけでなく
人として宗門宗派スピ系に関係なく、人間の生き方として
自分のことよりも、まずは国や地域の人々の幸せのために
祈りを捧げるべきものなのです。
それ故に、スピ系や宗教などに携わるものであれば
何のためにそれをしているのか。何を学んでいるのか。
何のために信仰をしているのか。
本来自ずからするべきことを悟るべきことなのだと
言えるかも知れません。
国家のために祈らなくて何が信仰なのか。
何がスピ系なのか。何が宗教なのか。何がパワスポか。
善悪正邪おのずと立つ位置が決まるといいますか。
私たちの魂は知らないうちに、最高の正しき神に
ふるいにかけられているのです。
信仰心のない人には馬鹿げたことだと思う人も
いらっしゃるかも知れません。
神仏に祈ったりお経をあげれば、世の中が変わるならば
誰でもやるとおっしゃるかも知れません。
そうおっしゃるならば試しにやったら良いと思うのです。
それは、知らないだけで霊験や体験が無いだけなのです。
たまに「ありがとう」とか「ついてる」とか
こういう言葉を毎日何回もつぶやいていると
良いことが起こったり運が良くなるとお聞きします。
しかし私なら「延命十句観音経」というお経を
何度も読誦されることをお勧めいたします。
「ありがとう」という言葉とお経を比較するとは
お経や仏様に対して本当はかなり失礼かも知れません。
かんぜおん なむぶつ
観世音 南無仏
よぶつういん よぶつうえん
与仏有因 与仏有縁
ぶっぽうそうえん じょうらくがじょう
仏法僧縁 常楽我浄
ちょうねんかんぜおん ぼねんかんぜおん
朝念観世音 暮念観世音
ねんねんじゅうしんき ねんねんふりしん
念念従心起 念念不離心
（観世音菩薩様に帰依いたします）
（我々も仏と同じ因果の法の中にあり、縁でつながっています）
（仏と法と僧の縁により、常に心を清らかで楽しく過ごすことができます）
（朝に観世音菩薩様を念じ、夕べに観世音菩薩様を念じます）
（念じて念じて仏心を起こし、念じて念じて観世音菩薩様を心から離しません）
わずか４２文字のお経に如何に驚くほどの霊験があるのか。
信じるものは救われるといいますが、
すぐに暗記できますし、誰でも読誦すべき価値があると言えます。
「延命十句観音経」といえば、臨済宗中興の祖といわれる
白隠禅師の「延命十句観音経霊験記」で「延命十句観音経」が
如何に凄い霊験をあらわすお経なのかを切々と説いてます。
あらゆる手を尽くしても直らない難病で苦しむ妻のために
北野天神に丑の刻参りをしていた者が満願の日に、お坊さんが
現れてその者に教えてくれたお経で、そのお坊さんはあとで
天神様の化身であったと悟ります。そして、家族皆で何遍も読誦
したら、その妻の難病が完治したという話や「延命十句観音経」
を獄に繋がれ死刑となる者が一千回読誦したら死を免れたという
霊験なども語られています。
しかし、白隠禅師はこのような奇跡のような霊験があっても
まだ、仏法の本文から見ればたわいもない絵空事だといってます。
さらにこの上ない大霊験というものがあり、
大勇猛精進力をもった大丈夫ならば、大解脱することができ
大歓喜大安楽を得るであろうと説いています。
それは『妙法蓮華経』第二十五品「観世音菩薩普門品」
に説かれていることを、わずか４２文字の「延命十句観音経」が
霊験として証していると言えるのではないでしょうか。
皆様いかがですか？
お経とは、意味がわかって読誦することです。
そして如何に観音様が凄いか素晴らしいかをよく知って
没我没頭して読誦することが大切なのです。
私の観音経の過去記事もお読み下さい。 観音経
これは金龍山浅草寺貫首 清水谷孝尚大僧正が
お書きになられた書籍です。
本堂の手前の社務所に置いてありました。
とても読みやすく浅草寺の多くを学べる本です。
金龍山浅草寺は、聖観音をご本尊とする寺院の中で
日本一次元の高いところに降りる霊力のあるお寺です。
ですから浅草寺にご参拝に行ったら、御祈願とともに
「延命十句観音経」を感謝しながら何遍も読誦されますと
観音様も大変お喜び下さることでありましょうし
身の周りに良きことばかりが起こるようになるのでは
ないでしょうか。
私のこれまでの浅草寺に関する過去記事です。
こちらも是非お読み下さいませ。
↓↓↓↓↓
浅草寺
四万六千日
金龍神
四万六千日とほうずき
どうもありがとうございました。
今回は「観音様と紅葉」の記事タイトルのわりに
紅葉の写真が少なかったです。
携帯の写真なので映りもあまり良くないです。反省。
南無観世音菩薩 合掌
今日もお越し頂きまして、誠にありがとうございました。＜(__)＞
あなたが、いつもお幸せでありますように。
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