お寒くなってきましたね。
これまで当ブログでは
私なりに良いと思える神社仏閣を
時々ご紹介させていただきました。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
しかし、神社参拝の仕方ついては
皆さんは、だいたいわかっていることだと
思いまして、綴っておりませんでした。(*゚ー゚)ゞ
そこで、今回は神社参拝の極意と申しますと
少し大げさな言い方なのですが
私なりにその方法をご紹介させて頂きたいと思います。
最近、聞くところによりますと人によっては
神社に行っても何も祈らない人もいらっしゃると
お聞きしまして、いったい何のために神社に
行かれるのか、何をしに行くのか。
不思議に思うのです。
![かお](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/142.gif)
パワースポットブームにより、巷では
パワースポット本や雑誌などもずい分発売
されておりますが、神社にただパワーを
もらいに行くだけなのでしょうか?
エネルギーチャージすれば良いのでしょうか?
ただ単にパワーをいただくというのでは
あまりにももったいないことです。
また、神様に対して失礼ではありませんか。
これは、少し疑問に思うところです。
ただパワーをいただくのであれば
それは、単なるおかげ信仰でしかありません。
神様を信ずる道、信仰の入り口はおかげ信仰では
あっても、いつまでもおかげ信仰でいてはなりません。
すなわち、正しい信仰の本質とは
決してご利益信仰ではありません。
どこかの占い師さんが言うような開運の為でもなく
もちろん開運も結果的についてくるものですが
魂の真の喜びを得るために信仰はするものです。
少しお堅いことを言ってますかね。
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
神社の神様の大きさや働きによって違いはあるのですが
自分のことより周りの幸せ、地域や社会や国家や皇室の
お幸せ、そして国民の幸せを祈ることこそ、本当は神様
が望むことだと思うのです。
但し、小さな村の鎮守様や氏神様に国家の繁栄と皇室の
弥栄をお祈りしても、その神様の方が逆にお困りになる
と思いますので、この場合は神様の管轄の地域の人々の
お幸せなどをお祈りすることです。
それはだいたいわかりますよね。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
神社とは、人が神社の主宰神(ご神霊)に接神するところです。
神様に祈ったことを神様がお受け取り下さって
現実に叶えて下さった。そんな体験を積み重ねていくことが
目には見えない神様を掌握していく大切なことだと思います。
![ラブラブ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/186.gif)
神社には、正しい参拝のルールというものがあります。
それを私なりにご説明させていただきます。
基本的に神社参拝の服装は正装でお参りいたします。
男性は、スーツにネクタイを着用します。
女性は、それに順ずる服装です。
ジーパンなどのカジュアルな服は着用すべきではありません。
お堅いことを言うなとおっしゃる方もいらっしゃるかも
しれませんが、どのようなお気持ちで神様に向かうのか。
威儀を正してご参拝すれば威儀を正しただけの
御神徳をいただけるものと存じます。
あまり大きな神社ではなく、昇殿参拝でない場合にも
ある程度失礼の無い服装を心がけるべきです。
神様に人としての真心をどのくらい表すのか。
とても大切な事なのです。
(例えば、伊勢神宮内宮・外宮での御垣内のご参拝は
当然ですが、正装でなくては入れて頂けません。
正装と言っても、かなり詳細な規定があります。)
神社に到着して最初に鳥居を通るときは
そこで軽く一礼をいたします。
鳥居から中はすでに神様の神域です。
ここから私語は慎み、神様に意識を向けて玉砂利などを
踏みしめ神気を感じつつ拝殿に向かい歩いていきます。
参道を歩くには、真ん中は神様が通る道(正中)といわれ
真ん中は避けて通らなければいけません。
次に御手水舎(てみずや)でのお清めの手順があります。
一、右手でひしゃくを取って、水を汲み、左手を清めます。
二、次に、左手にひしゃくを持ちかえて、右手を清めます。
三、再びひしゃくを右手に持ちかえて、左の手のひらに水を受け、その水で口をすすぎます。
四、再び左の手を清めます。
五、使った柄杓を立てて、柄の部分に水を流してすすぎ、元の位置に戻します。
ひしゃくに一度汲んだ水で、これをすべて行います。
いよいよご参拝です。
神様にお願い事を確実に聞いていただくには
正式参拝(昇殿参拝)をお奨めいたしますが
ここでは正式参拝(昇殿参拝)ではない方法をご案内いたします。
①拝殿に着きましたら、鈴がありましたら鈴を鳴らし
丁寧にお玉串を奉げ、二礼・ニ拍手・一拝をいたします。
(神社により拍手の回数が異なる場合があります)
ここまでは、だいたい知っている人も多いでしょう。
②次に、天津祝詞(あまつのりと)を3回奏上します。
周りに人がいる場合にはご迷惑となりますので
小声でつぶやくか、省略いたします。
(画像をクリックすると動画が始まります)
この動画は、YouTubeにアップされているものですが、規約等により削除されている場合があります。
天津祝詞
高天原に神留坐す
(たかあまはらにかむづまります)
神漏岐神漏美の命以ちて
(かむろぎかむろみのみこともちて)
皇親神伊邪那岐大神
(すめみおやかむいざなぎのおおかみ)
筑紫の日向の橘の小門の阿波岐が原に
(つくしのひむかのたちばなのおどのあはぎがはらに)
禊祓給ひし時に 生[成]坐せる祓戸大神等
(みそぎはらひたまいしときに あれ[なり]ませるはらへどのおおかみたち)
諸々の禍事罪穢を
(もろもろのまがごとつみけがれを)
祓へ給ひ清め給へと申す事の由を
(はらへたまひきよめたまへとまおすことのよしを)
天つ神地つ神八百万神等共に聞食せと
(あまつかみくにつかみやほよろづのかみたちともにきこしめせと)
畏み畏みも白す
(かしこみかしこみもまおす)
◇天津祝詞は、出来ましたら暗誦しておきます。
祝詞をあげると自分の御霊が清められ
神様にお祈りが通りやすくなります。
③次に、十言の神咒(とことのかじり)を奏上します。
ア~マ~テ~ラ~ス~オ~オ~ミ~カ~ミ~ (11回)
音は切らないで、つないで発します。
最初はゆっくりと唱え、だんだん速くしていきます。
最後の11回目はゆっくりと奏上します。
天照大御神様の御名を唱えることにより
国家の最高神のお許しを得つつ
太陽神界からのパワーをいただきます。
④次に、その神社の神様の御神名を奏上します。
○○の大神守り給え 幸(さき)はえ給え(3回) と奏上します。
例えば、三峰神社ならば
三峰大神守り給え 幸栄え給え と3回奏上します。
※②③④は、周りに人がいる場合にはご迷惑となりますので
省略いたします。
⑤そして御祈願に入ります。
まずは、神社にご参拝にこられたことや日頃の恵み等の
感謝のお祈りから入ります。
※お祈りは、神様に手を合わせて決して無言ではなく
素直な心で思いが伝わるように、言葉に出して真心と
情感を込めて祈ることが大切です。
(祈りとは意を乗せるという言霊からきています)
次に、自分のこと以外の大きなことから
段々と小さなことへと事柄を伝えるというよりも
そこにいる人や人々への幸せや愛に帰るように
自分の言葉で足してお祈りをしていきます。
最後に、自分の誓い、発願、願い事のお祈りをしていきます。
※神社の由緒書きなどを参考にして
その神社の神様の御神徳、ご性格・お働きなどを考慮して
大きな神様には大きな願い事を、そうでない神様には
それに合ったお祈りをさせていただきます。現実界に近い
神様には、詳細に具体的にお祈りすることが大切です。
そして、惟神霊幸倍坐世「神(かん)ながらたまちはえませ」
(神様の御心のままにおまかせいたします)と言って
最後は締めくくります。(これで執着心をとります)
そして神社の神様の弥栄(いやさか)を祈ります。
※弥栄(いやさか)とは、益々栄えますようにという意味です。
⑥最後に
二礼・ニ拍手・一拝をします。
(神社により拍手の回数が異なる場合があります)
拝殿でのご参拝を終えてお帰りになる時も
鳥居の前で拝礼してすみやかに立ち去ります。
神社によりましてご参拝の独自のルールがある場合は
それに従ってお参りさせて頂きます。
※ご注意として神社の玉砂利や砂などの神社の神域内に
ある物を勝手にお持ち帰りになってはいけません。
また神社の禁足地などにも足を踏み入れてはいけません。
このような事をすると神様はもちろん祟りはしませんが
御眷属がお怒りになり、祟りを起こす場合があります。
今回は、基本的な事ですが綴らせていただきました。
ぜひ参考にして頂き、素晴らしいご参拝を
してくだされば幸いでございます。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
※このご参拝の方法は
家のご神前で御祈願する場合にも応用できます。
神社参拝の極意の2へ続く
☆神社参拝の極意の2
私の埼玉県内のお勧めの神社です。↓
☆三峯神社
パワースポットか?
その他私のお勧め神社の記事
どうもありがとうございました。
今日もお越し頂きまして、誠にありがとうございました。<(__)>
あなたが、いつもお幸せでありますように。
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