【プロローグ】折立→太郎平→薬師岳→スゴ乗越→ザラ峠→獅子岳・龍王岳→浄土山→室堂 | 日々の日記(登山、機械式腕時計、クレカ・陸マイラー・沖縄・北海道、イタ車&バイクetc.)

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【0日目】
自宅→富山→有峰口→折立(移動のみ)

 お盆休みに南アルプスの縦走を計画していたので、もう今年の夏山はそれだけでいいかなぁと思っていたのですけど、敢えて行きたい山やルートをねん出すると、以前行って気に入った雲の平にもう1度行きたい気持ちがあり、またどうせ行くのであれば1周、つまり太郎平~雲の平~三俣~黒部五郎~太郎平と雲の平を周回してみたいと思っていました。
 またどうせソコへ行くのなら、太郎平~薬師岳~スゴ乗越~室堂の縦走も面白そうだなと思っていたんで、これら2つを合体させた縦走を7月ぐらいから計画しました。

 初めは南アルプスの縦走同様に、標高の高い室堂から入って太郎平へ下り、そこから雲の平を1周して折立から抜けるルートを考えていました。しかしやはり折立のバスの本数の少なさが気になり、折立in室堂outで行くことにしました。

 よって、8/21と8/24、8/25は有休にして
8/20(木) 自宅→(夜行バス)
8/21(金) →富山→折立→太郎平→薬師沢→雲の平
8/22(土) →三俣山荘→黒部五郎→太郎平
8/23(日) →薬師岳→スゴ乗越
8/24(月) →龍王岳→浄土山→室堂
8/25(火) 予備日
 を計画しました。

 しかし日程が近くなるにつれ秋雨前線が居座る予報となり、おまけに台風が2つも接近・・・
 で、まず8/21(金)が雨の予報から変わらなかったことから8/20(木)夜の出発は断念。
 翌8/21(金)になっても8/21(金)当日はもちろん8/22(土)の予報も怪しい・・・ この時点で予備日を入れても3日しかなくなったことから、雲の平一周と室堂までの縦走の組み合わせが無理と判断。
 しばし考えましたが、雲の平は1度行っているので室堂までの縦走を優先することとし、結局8/22(土)の朝の予報で8/23(日)、8/24(月)は天気が良さそうなことから、

8/22(土) 自宅→折立
8/23(日) →太郎平→薬師岳→スゴ乗越
8/24(月) →龍王岳→浄土山→室堂
8/25(火) 予備日
 に変更の上、8/22(土)の朝に出発することを決断しました。

 しかしココで1点ヤバいことが。いつ行くかハッキリしなかったことや、当初は夜行バスで行くつもりだったので、朝出発=電車の手配はしていなかったのです。電車で行くとなると北陸新幹線を使うことになりますが、8/21(金)の夕方の時点では結構空席があったのに、8/22(土)の朝に見てみると急に結構埋まりだし、この電車に乗らねば有峰口から折立に行く最終バスに間に合わない!という時刻の新幹線よりも前の列車は全て満席に!
 8時に出て行けば間に合うと思っていたのに、慌てて7時に出発して大急ぎで駅で切符をなんとか指定席を抑えることに成功しました(北陸新幹線の”かがやき”は全席指定)。

 こうして出発する前の段階が核心部分になりそうな感じの山行が始まりました。

 初めての北陸新幹線に乗り、富山駅から富山地鉄で有峰口へ。予約制のバスだったので混んでいるのかと思いきや、乗客は私1人・・・
 折立には13時半ごろ着いたのですが、予報通り天候は雨というか霧雨みたいなのが降っていました・・・

↓初めて乗る北陸新幹線


↓懐かしい京阪特急・・・


 とりあえずこの日は折立泊まりなので暫時周辺を散策。トイレは2か所、自販機も1つあり、無料休憩所なるものもあるのですが、折立から出る最終バスの発車時間の少し前である13時半ごろには閉まってしまいます(逆に朝は4時ぐらいから開いていた)。
 駐車場も相応に広いですが、この日はほぼ全部埋まっていました。
 テント場は駐車場の真ん前で広々とした芝生のテント場ですが、1点注意すべきことは水場の水が周囲の沢からそのまま引いている水と思われ、プラティパスに入れると明らかに色がついている水です・・・ 水場のにある注意書きにも「飲めない」と書いてあるので、太郎平へ上がる人は太郎平までの飲み水は下界で用意してきた方が無難でしょう。

↓ココが登山口


↓テント場


 とりあえず霧雨も上がったのでテント場奥にあるテーブルの脇にテントを立て、それでも夜まで時間が有り余っているのでウォークマンに録り溜めていた映画を1本見て、それから夕食を食べ、暗くなったら自然に寝ていました(折立ではドコモの電波入らず)。


【翌日へ】