美味しすぎて、食べ過ぎちゃういちじくのサラミ(フィグログ) | Lancashire スローライフ

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前回のにんにくの収穫について、アドバイスありがとうございました。
どうやら、私の気持ちが焦りすぎて、収穫が早すぎた様です。
もっとじっくり待たないといけなかったようで、もう一度、土に埋め込みました。
うまく育ってくれるかなぁ?

話は変わって、だいぶ前にNZ半自給自足生活のとらこさんが手作りしていたいちじくのサラミ、ずっと気になってて、やっと作ってみました。

これね、実はイタリアのマルケ州の伝統菓子『フィグログ』と言う物らしいんです。
いちじくをベースにドライフルーツやナッツを練りこんで作った物なんです。
いちじくのサラミって言ったけど、見た目がサラミなだけで、肉は一切使ってません。



ねぇ、サラミみたいでしょ?



こちらが材料です。
本当は、ドライいちじく(ソフトタイプ)、ドライプルーン、レーズン、くるみで作るのが基本みたいなんだけど、うちは、ボンがレーズン苦手なので、ドライクランベリーを使ってみました。



このドライいちじく、たまたま安売りしてたから、知らずに買ってみたら、ジッパー付きで、開封後も便利というパックだったんだけど、さすがイギリス製品、開封できません



説明通り、ジッパーの上の部分をはさみでカットしたら、ジッパーがこんな感じで現れました。
そして、そのままジッパーを開封して手で開けばOKになってたんだけど、見えるかな?
ジッパーの下に熱でシールされちゃってるんです。
このシールがベッタリくっついてて、いくら指を入れてこじ開けようとしても開けられませんでした
どっちにしろ、今回は1パック全部使う予定だったから、まぁいいか~と言う事で、シールの下部分をはさみでカットし直して、中身取り出しました
これじゃあ、全然ジッパーの意味ないんですけど
それとも私がうまく開けられなかっただけ?

話は戻って、いちじくのサラミの作り方です。



ソフトタイプのドライいちじくを使いました。
今回の1パックが175g入りだったので、9個全て使用しました。




ドライプルーンは10個位とドライクランベリー50g位だったかな?
いちじくは、適当な大きさにカットして、フードプロセッサーにかけます。
粘度調整にはちみつを入れるんですが、いちじくもソフトタイプだったし、プルーンもねっとりしてたので、フードプロセッサーもうまく回らない感じで、はちみついらないかな?とも思ったけど、切る時、崩壊したら嫌だなと思って、はちみつ大さじ1を加えてみました。

そして、ローストしたくるみ75gもフードプロセッサーに一緒に軽くかけました。
少し塊が残ってる方が美味しいので、あまり細かくしないように。
そのまま載せてもいいと思います。



巻き簀の上にサランラップを2重に敷いて、このペーストを均一に載せて、巻き寿司の要領でくるっと巻きます。



サランラップをきつく巻いて、端をグルグルっと巻いておきます。
そして、このまま冷蔵庫で1時間以上。
冷凍庫に入れても凍らないので、私は冷凍庫に入れました。

そして、数時間後、開封。



ほんとにサラミみたいでしょう?


これでもカットするのがちょっと難しくて丸だったのに、ちょっと潰れちゃいました。
端の部分が本当にサラミの端の部分に見えますよね?

これ、本当に美味でした。
いちじくのプチプチした食感とくるみのちょっとザクザクした感じがとっても美味しいです。
おつまみとしても勿論スナックとしても。
ワインが進んじゃいます
しかも簡単にできちゃうので、お客様おもてなしにもいいですよ。
ベジタリアンにも出せるしね。

他にもラム酒を入れてるレシピとかアーモンドスライス混ぜてるのもあって、今度は、大人味で、ちょっとラム酒加えたのも作ってみたいなぁ~なんて思ってます。

いちじくって、日本ではなかなか見かけないかもしれないけど、こちらでは普通にスーパーでよく見かけます。
勿論、生のをそのまま食べても美味しいんだけど、以前作ったいちじく酢もとっても美味しいので、こちらもお薦めです。