自家製Baked Beans | Lancashire スローライフ

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イギリス人の朝食に代表されるイングリッシュブレックファストに欠かせないのがベイクドビーンズ。

(みかんさん、写真借りたよ~)

国民食の一つでもあり、フルブレックファストを食べなくてもトーストの上に載せたり(Beans on Toast)、ジャケットポテトにかけて食べるちょっと甘めのトマトソースと一緒に煮られたHaricot Beans(インゲン豆)、ハインツの青い缶に入ってるベイクドビーンズが一番有名かな?


(画像はお借りしました)


先日、ママの家にあった雑誌に自家製ベイクドビーンズの作り方が載ってたので、ちょっと気になり、切り抜かせてもらって、うちでも作って見る事に。

そのレシピにも普通に缶に入ってるベイクドビーンズの味を再現する訳ではなく、自分の味を・・・って書いてあったんだけど、よく見るとベーコンまで入ってます。
普通のベイクドビーンズは、ベジタリアンも食べるし、ベーコンなんか入ってないけど、私はそのままレシピ通りに作ってみました。



これが、材料です。



スモークパプリカは、うちではよく使うスパイスの一つで、スイートの他にホットもあります。
今回使用は、スイートの方です。
この缶が可愛くて、実は結構お気に入りのスパイスの一つです。


玉葱1個をみじん切りにして、オリーブオイルで中火で茶褐色になるまで炒めて、小さく切ったスモークドベーコン(100g)がカリカリになるまで炒める。
そこへカットトマトの水煮缶(400g×1缶)、スイートスモークドパプリカ小さじ1、メープルシロップ大さじ1を加えて、塩・ブラックペッパーを加えて、20分ほどコトコト煮て、トマトソースの水分が減って、トロリとなるまで煮る。




味見をして、必要なら、塩・胡椒にメープルシロップも加える。
私は、ここでメープルシロップ大さじ1/2加えました(合計大さじ1.5)。

固形分を潰しながら、煮込んで、ハリコットビーンズの水煮(400g×2缶)を加えてから更に数分温まるまで煮込んで出来上がり。



うちで買ったハリコットビーンズの水煮缶は、300g缶だったので、どうしようかな?と思いながら3缶加えました(レシピは400g缶×2缶)。
水が入ってるから単純に豆を100g減らせばいい訳じゃないし、ちょっと位多くてもいいかな?と。
なので、ちょっと豆が多くなりすぎて、ソースがちょっと少ない感じになってしまいました~

ちょっと味見したら、スモークが効いてて、ほんのりの甘さの大人味。
ベーコンとスモークパプリカからのスモークがよく効いてます。
確かに缶のベイクドビーンズとは別物だけど、すごく美味しい!

本当は、朝食やランチ用にと作ったのだけど、ボンも興味津々で、今晩の夕食で食べよう!と。
えっ夕飯にビーンズオントーストって言ったら、チキンの胸肉にかけて食べてもいいんじゃないと。
イギリスでは、チキンの胸肉の方がモモ肉より人気があって、実はお値段も高いので、うちでは、たまにしか食べないけど、クリスマスから正月明けまでいっぱい食べたので、少しヘルシーにと言う事で。
それなら、夕飯でも良さそうだね~と。
ボンがチキンを焼いてくれるって言うからお任せしてました。
キッチンからいい匂いがしてきて、ちょっと様子を見ようとしたら、いつも開けっ放しのキッチンのドアが閉まってる~

私:ノック、ノック。入ってもいい~?
ボン:何?
私:何か手伝う事ある?何で、ドア閉めてるの?
ボン:手伝いは要らないよ。サプライズにしたいから~。

と言う事で、私は居間でTV見ながら待ってました。

できたよ~と呼ばれ、キッチンに行ったら・・・



チキンの胸肉だったので、パサパサにならないようにベーコン巻いて焼いたんだって。
まさかのベイクドビーンズのディナーがこんな豪華になるとは・・・




食べ始めたら、更にサプライズが
鶏肉の中にハラペーニョのピクルスチリジャムまで巻いてあったんです。
これには、私もビックリ
鶏肉もジューシーに焼けてたし、ハラぺーニョとチリジャムで更にアクセントが付いて、なかなか美味しいチキンでした。
私には、こんな風なアレンジは全然考えられなかったので、ボンにお任せして良かったわ。
美味しいディナーをご馳走様でした~。

翌日の朝は、普通にビーンズオントーストにして戴きました。



やっぱり、もう少しソースがあった方がいい感じだけど、豆がたっぷりで、パンが柔らかくなり過ぎないのは、悪くないかも。
たまには、ちょっと違ったベイクドビーンズもいいですね。
美味しかったから、又、作ろうと思います。