ビアトリクス・ポターの家 Hill Top | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

ケンダルに行った翌日は、朝からいいお天気~。
これは、景色を楽しむのがいい!と言う事で、まずは、Kirkstone Passを通って、高台からの景色を堪能しました。






下に見えてるのが、ウィンダミア湖です。
湖畔で見る湖も綺麗だけど、こういう高台から見る景色もとっても綺麗なんですよね。
湖水地方では、トレッキングしたり、山登りも人気です。

Struggleと言う道を下って行きます。
Struggleって、苦闘するとかそんな意味ですが、そんな名前が付くのも頷けます。
細くてうねうねした道で、他の車とすれ違うのは、ちょっと緊張します。



湖畔沿いを走って、更に細い道を進みます。



緑がいっぱいで、羊や牛達が放牧されています。
そして、向かった先は、Near Sawrey。




こちら、ビアトリクス・ポターの家Hill Topのすぐそばにあるホテルのティールーム。
以前、Hill Topを見学しに来た時に狭い家なので人数制限されていて、入場時間の決められたチケットになっていて、1時間ほど待ち時間ができたので、近くをウロウロしていたら、ここに素敵な庭のあるティールームを発見し、ここでお茶しようと思ったんです。
ちょうど外のテーブル1つ空いてたので。
そしたら、これから団体さんが来るのでって断られ、ガッカリ
その後、私の両親がイギリスに来た時に、ここに来てみたのですが、その日はHill Topがお休みの日で、このティールームも閉まってたので、実は、今回3度目の挑戦でした。

ボンも来た事なかったから、景色のいいティールームがあるから・・・と連れてきたのに、この日も残念ながら、お休みでした




外のテーブル席からは、こんな景色が見渡せます。
いい感じでしょう。
ここで、天気のいい日に、のんびりクリームティー(スコーンと紅茶)したかったのに・・・

夏の観光客の多い時期で、ホテルはやってるようなので、どうしてティールーム閉まってるんだろう?と思いながらもせっかく来たので、じゃあ、Hill Top外観だけでも見てこようか?とHill Topまで行ってみました。



Hill Topのサインも出てます。
こちらは、ナショナルトラストが管理しています。




ほらほら、今にも目の前にピーターラビットが出てきそうじゃないですか?



実は、Hill Topは私は以前見学してて、ボンは全然興味なかったので、今回は、中を見学するつもりはなかったので、休館日を調べて行かなかったんです。
そしたら、実はこの日、休館日だったんですよね。
お庭は無料で見学できるので、家の外観は見る事ができるし、小さなお土産さんは開いてるので、私達も外からちょっとだけ見て、それでOKだったんです。
ただ、他に数人、観光客も来てたけど、知らないで来た人たちは、残念だったと思います。
日本人もいたので、ツアー(バンで来てた小グループだったけど)も休みの日でもここ連れてくるんだ~とちょっと驚いたけど、その日は中は見学できないけど、外観とお庭とお土産屋さんはやってますって、きっと言われてたんでしょうね。
そして、あのティールームが閉まってた謎も解けました。
この辺り、Hill Top以外何もないので、Hill Topがお休みだと観光客もほとんど来ないから、ティールームも閉めてるんじゃないかと・・・。
前回、両親と来た時も調べずに連れてきたら、Hill Topもティールームもお休みだったから。
Hill Topお休みの日は、ティールームもお休みってすっかり忘れてました
次回は、ちゃんと調べて、このティールームはいつかリベンジしたいと思います。



こちらが、ビアトリクス・ポターの家です。77歳で亡くなるまでここに住んでいたそうです。
屋内は、彼女が生前使っていた様子のまま、リビングや寝室が保存されています。


Hill Topの周りは、ほんとに何もない小さな村で、放牧された可愛い羊達がいっぱいいます。

そして、ニア・ソーリーには、ピーターラビットの挿絵に使われた風景があちらこちらに残ってます。



ここは、Hill Topとホテルの間位にあるPubなんですが、このPubも『あひるのジマイマのおはなし』の挿絵として使われてます。
初めてHill Topに来た時、ティールームに入れず、他には何もなかったので、このPubでランチ休憩したんです。
それで、写真撮ってて、後で、この挿絵を見つけて、ちょっと感動でした。



こちら、ハンギングバスケットがいっぱいぶらさがってて、綺麗にしてるなぁって思ったら、B&Bでした。
こちらの家は、『こねこのトムのおはなし』の挿絵に使われてます。

家の前には、マクレガーさん?がいたよ。



この家の壁にビアトリクス・ポターの『こねこのトムのおはなし』や『パイがふたつあったおはなし』に登場しているとサインがありました。
私は、『パイがふたつあったおはなし』は、持ってないので、ちょっとチェックできてないのですが・・・

ピーターラビット好きなら、ホークスヘッド(Hawks Head)には、ビアトリクス・ポター・ギャラリーがあり、彼女の遺品や原画・写真を展示しているので、見る事もできます。
こちらもナショナルトラストが管理しており、同日だと、Hill Topのチケットを見せると少しだけ割引になるので、両方見学するとお得です(逆もOK)。