クリスマスディナー2012 | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
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今年のクリスマスも、ママと3人でローストターキーでクリスマスのお祝いをしました。
昨年とほぼ同じです(昨年の様子は、こちら)。

今年も昨年同様、前日からターキーを準備して、オーブンに入れて、タイマーセットしてから寝ました。



今年は、クレメンタインと言うみかんの一種を1個丸ごととにんにく3かけらほど、ローズマリー1枝を中に詰めて、バターを塗って、塩コショウとタイムを散らして、ベーコンでカバーしてからオーブンに入れました。

スタッフィングも手作りしてみました。
スタッフィングは、ターキーの中にも詰めたりするんですが、今回は別にオーブンで焼きました。
ソーセージミートに栗とドライクランベリーとローズマリー、タイムを混ぜ込んで、上にローリエ(月桂樹)載せてオーブンで焼きました。


イヴの夜は、ワインを飲みながら、ターキーの準備してたボンだったのですが、朝、4時半過ぎにターキーの焼ける臭いがして目覚めたらしいです。
私は、全然気付かず、寝てましたが・・・

実は、朝7時半にセットして、11時頃に焼きあがる用にタイマーをセットしたはずだったんですが、朝の4時半に既にオーブンスイッチが入ってる~と言う事で慌てて、飛び起きてターキーをオーブンから出したそう。
普段、オーブンに入れてから、焼く時間をタイマーセットしてお知らせする機能は使ってるんですが、オーブンスタートする時間をタイマーセットする事はほとんどないので、説明書を見ながらセットしてたはずなのに、どうやら飲んでたせいか間違えて、焼きあがりが11時で、焼く時間を7時間半とセットしてたそうです。
危なく、焼き過ぎの焦げたターキーになるとこでしたよ
ボンの鼻が効いて良かった~



無事に、ターキーが焼きあがりました。
ベーコンは、香り付けとターキーの皮がドライにならないようにバターを塗った上から、カバーするそうです。
ジェイミーオリバーは、ハーブバターを皮の下に忍ばせてましたが・・・



ベーコン剥がすと、こんな感じで、いい色になってます。
これをひっくり返して、しばらく放置(焼きあがってから、2時間以上は放置した方がいいそうです。)して、肉汁が中で全体に行きわたって、ジューシーに仕上がるそうです。

メインのローストターキーは、毎年、ボンの担当なので、私はいつも前菜担当です。


クリスマスの少し前に買ったチーズ

左:塩キャラメル味のチェダー
右上:クランベリーとヘーゼルナッツのクリームチーズロール
右下:サーモンとディルのクリームチーズロール

これ、どれもとっても美味しかったので、このサーモンのチーズロールを前菜に使おうと思って、他にもいちじくとくるみのチーズロールも気になってたので、クリスマス直前に買う予定にしていたら、既に売り切れてました

それで、今年は、自分でスモークサーモンのチーズロール作ってみました。



クリームチーズにディルとスモークサーモンの端切れとブラックペッパー、レモンを混ぜてそれをスモークサーモンで巻いて見ました。

そして、もう1品は、スモークした鯖のパテ。


こちらも最近、お気に入りでよく作ってます。



こちらでは、スモークしたサバはよく食べるので、こんなサバがスーパーでも買えます。
普通のブラックペッパーの載ってない物、上のようにブラックペッパーの載ったもの、後チリや、レモントとパセリの載った物と色々あります。
これは、そのまま電子レンジでチンすると焼きサバのように脂がのってて美味しいので、うちでは時々、白いご飯と一緒に食べるのですが、このブラックペッパーのたっぷり載ったスモークサバの皮を剥いで、フードプロセッサーに入れて、カッテージチーズ、レモン汁少々、うちでは、これに少しクリームチーズを入れて、後はクリーミーホースラディッシュを入れて、混ぜるだけ。
簡単なのに、スーパーで買った物よりはるかに美味しいので、手作りしています。




恒例のクリスマスクラッカーを準備して、シャンパンで乾杯して、みんなでクラッカーを引っ張ってから、ディナースタートです。



これが、前菜プレートになりました。
後は、ちょっと横にサラダを添えて、彩よくしてみました。
鯖のパテは、ブレッドスティックと一緒に食べました。


こちらがメインです。



パースニップス(人参を白くしたような根菜)は、メイプルシロップをまぶしてローストしてみました。甘みがアップして美味しい!

自家製スタッフィングもやっぱり、市販品よりはるかに美味しい!
これは、来年も又、作ろう、と言う事になりました。

ターキーには、もちろん私の作ったクランベリーソースを添えて。

食べ始めてから、あっ!忘れてた~



実は、今年はPig in the Blanketも小さいソーセージを買って、ベーコン巻いて、用意してたのでした。
慌てて、食べかけの皿に載せました~
これも既にベーコン巻いた物がパックされてスーパーで売ってるんですが、今年は、色々手作りにこだわって見ました。

こんなボリューム満点なローストターキー食べたら、既にお腹ははちきれそう。
毎年ながら、ここでリビングに移動して、少し休憩。



右のプラントは、昨年買ったポインセチアなんですが、今年は葉もいっぱい付いてたので、クリスマスまでに赤くなってくれたら、良かったんですが、間に合いませんでした。
ポインセチアは、クリスマスまでに葉を赤くするには、9月頃から、段ボールをかぶせたりして、12時間以上暗いところに置いておかないといけないみたいですね。
11月頃にそれを知ったので、ちょっと間に合わなかったです。
残念


少しお腹が落ち着いてきてから、デザートです。
うちは、ボンがクリスマスプディング食べないし、私もあんまり好みじゃないので、あまり買わないのですが、今年は、ウェイトローズと言うスーパーでヘストン・ブルメンタールのクリスマスプディングを見つけたので、小さいサイズだったし、ちょっと気になったので、こちらを食べてみる事に。



ヘストンって、シェフと言うより、化学者と言った感じで、いつも面白い発想で、まるで、実験しているような感じで料理を作ってる人なんです。
この人の料理は、作ってみようと言うよりは、作ってる過程を見たり、味見してみたいと思わせる人で、彼の番組はいつも楽しんでみています。
いつか、このヘストンのレストランに行ってみるのが夢なんですが、とりあえず、手軽に彼の味を食べてみましたよ。


40分蒸してから、このプディングに温めたブランデーをかけます。



ファイアー
クリスマスプディングは、お酒に浸かったドライフルーツ等がたっぷり入ったどっしりしたお酒の味の強~いケーキなんですが、温めたケーキにこうやってブランデー等をかけて火を付けるのがクリスマスプディングの伝統的な食べ方みたいなんです。
一度、これやってみたかったんですよね~。



中にドライクレメンタインのキャンディーかけになった物が隠れてて、普通のクリスマスプディングより、ちょっと軽めで比較的食べやすくて、美味しかったです。
昨年と同様、コアントローのオレンジクリームを添えて、後はミンスパイも一緒に食べました。
ボンはいつもクリスマスプディングもミンスパイも食べないのに、今年はどちらも美味しいと食べてくれました。
ママもビックリでした。

3人で食べるには小さめサイズだけど、お腹いっぱい食べたメインの後には、この位の量でちょうど良かったかも。


今年は、色々手作りしたので、いつも以上に大満足のクリスマスディナーになりました。
美味しかったです。
ご馳走様でした~。