「スワンの涙」 オックス | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

☆昭和40年代・50年代の魅惑の昭和歌謡を語る完全懐古趣味的ブログ

スワンの涙 オックス

1969年(昭和44年)1月27日付け オリコン・ランキング
1位 悲しき天使 メリー・ホプキン
2位 涙の季節 ピンキーとキラーズ
3位 恋の季節 ピンキーとキラーズ
4位 青い鳥 ザ・タイガース
5位 年上の女 森進一
6位 長崎ブルース 青江三奈
7位 スワンの涙 オックス
8位 白い恋人たち フランシス・レイ
9位 純愛 ザ・テンプターズ
10位 今は幸せかい 佐川満男


スワンの涙
オックス 3枚目のシングル。
デビューは「ガール・フレンド」、2枚目は「ダンシング・セブンティーン」です。

オックスに持つイメージと言ったら、衣装は少女マンガに登場するようなフリル付きの襟のある王子様スタイル。
曲は乙女チックで、歌謡曲路線のこの「スワンの涙」でした。

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様



反面、ステージでは失神騒ぎを起こすような激しさもありましたね。
オックスはプロデビュー前、大阪のナンバ一番で歌っていましたが、もうその頃から舞台から落ちるなどのその後を予見するようなパフォーマンスをしていたそうです。

プロになってからの、特にボーカルの野口ヒデト、オルガンの赤松愛のアイドル人気は郡を抜いていましたね。
ネットには、オックスはタイガース、テンプターズと共に、GS御三家と言われていたと書いてありましたが、えー、そんな言い方をしていたかなア・・・

君の素敵な ブラックコート
ふたりで歩く 坂道に
こぼれるような 鐘の音
誰も知らない 二人の午後は
港が見える 教会の
小さな庭で お話しましょう
いつか君が見たいと云った
遠い北国の湖に 悲しい姿
スワンの涙


「スワンの涙」 オックスx
http://www.youtube.com/watch?v=nl0c53VC0hA
作詞・橋本淳 作曲・筒美京平


それにしても、このトップ10はGSと演歌が目立ちます。
ピンキラも、当時はGSに入れられていた事もありましたよね。
洋楽が1位ってのも、当時っぽいです。


野口ヒデトは、オックス解散後に、よみうりテレビ「全日本歌謡選手権」で10週勝ち抜きチャンピオンとなり、演歌で再出発しました。

名前は、真木ひでと。ハスキー声で、意外や演歌に合っていてビックリしました。
演歌で、「夢よもういちど」「恋におぼれて」なんてヒットを出しています。



記事をアップしようと矢先に、驚きのニュースが飛び込みました。
赤松愛が退団した後にオックスに入った田浦幸こと、俳優の夏夕介さんが、本日亡くなりました。

夏夕介さんはオックス解散後に俳優に転身し、映画「野良猫ロック」やテレビの「純愛山河 愛と誠」などに出演されていました。

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様

ご冥福をお祈りします。


〈関連記事〉

恋におぼれて 真木ひでと

ガールフレンド オックス

ロザリオは永遠に オックス

その他の昭和歌謡のグループ


にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽 へ 音楽ブログ 懐メロ邦楽 ←クリックお願いします。