加山雄三 with ザ・ワイルドワンズ コンサートツアー 「湘南 海 物語」 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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加山雄三 with ザ・ワイルドワンズ コンサートツアー 「湘南 海 物語


10日の金曜日の夜は渋谷のオーチャードホールに、加山雄三さんとワイルドワンズのコンサートを観に行って来たのです。


いやー、楽しめました。

「湘南 海 物語 オヤジ達の伝説」
永遠の若大将・加山雄三さんと加山さんが名付け親のワイルドワンズが、1960年代の湘南サウンドをたっぷり聴かせてくれました。
 

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中でも、加山さんとワイルドワンズのリーダー・加瀬邦彦さんは、加山さんが慶応大学、加瀬さんが慶応高校時に知り合って以来、50年の付き合いですから、その息はピッタリ。 ツーと言えばカーの仲。

お互いに言いたい放題、楽しいやり取りでした。


加瀬さんが加山さんからギターを習うキッカケは、実は加山さんの妹さん目当てだったそうです。
妹さんに逢いたい為に、ギターを教えて下さいと言っては、加山さんの家に来て、コードを教えてもらっていたそうです。
でもちっとも、上手くならない。

加山さんからは、「どうしようもなかったけど、今はなんとかやってる。人間努力が大切だ」なんて言われていました。

コンサートのオープニングは『湘南ひき潮』をバックに、さだまさし氏のナレーションがあり、加山さんとワイルドワンズが登場。

さっそく、『海 その愛』から始まり、『二人だけの海』、『ある日渚に』と連発です。


嬉しかったのは、ケータイの着ウタにしている『ブーメラン・ベイビー』を生で聴けたことです。
この曲のカントリーウェスタン的なところが好きなんです。

その他、『蒼い星くず』、『夜空の星』、『お嫁においで』、『君といつまでも』・・・などなどたくさん。

ワイルドワンズは加山さんから、「オレ、思い出の渚しか知らない」とか言われて、思わず加瀬さんが「他にも色々ありますよ」なんてやり返していました。

愛するアニタ』、『ユア・ベイビー』、『青空のある限り』などを歌ったあと、いよいよ『思い出の渚』です。
やっぱり、湘南サウンドの名曲ですね。
40年以上経っても色あせません。

湘南サウンドという言葉は、加山さんやワイルドワンズのヒットがあり、そこから生れた言葉だと言っていました。


その後も、ベンチャーズやビートルズのナンバーを聴かせてもらい、『サライ』と『旅人よ』は、会場の観客も一緒の大合唱でした。

僕も歌いましたが、『サライ』は歌詞カードを見ないと歌えないのですが、『旅人よ』はまったくのソラで気持ち良く歌えました。

そして『My Way』で締めくくったあと、アンコールでは、加山さんがワイルドワンズに贈った『君よ、旅人になれ』と、加瀬さんが加山さんに贈った『さらばオーシャン』でした。

とくに『さらばオーシャン』の時には、会場も立っていましたね。

そうそう、会場にはテリー伊藤氏と内田裕也氏もいました。
後ろ姿でしたが、絶対そうです。

加山雄三さん72歳、ワイルドワンズもみなさん還暦以上、でもそんなことを感じさせないステージでした。
加山さんの目標は、左卜全(ひだりぼくぜん)さんが76歳の時に『老人と子供のポルカ』でオリコン入賞した記録を破ることだそうです。

笑い話に聞こえない若さがすごいです。