『よこはま・たそがれ』 五木ひろし  『ナカナカ見つからない』 スリー・ファンキーズ | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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よこはま・たそがれ』 五木ひろし
ナカナカ見つからない』 スリー・ファンキーズ

1971年(昭和46年)6月14日付け オリコン・ランキング
1位 『また逢う日まで』 尾崎紀世彦
2位 『傷だらけの人生』 鶴田浩二
3位 『二人の世界』 あおい輝彦
4位 『ある愛の詩』 アンディ・ウイリアムス
5位 『ある愛の詩(日本語)』 アンディ・ウイリアムス
6位 『よこはま・たそがれ五木ひろし
7位 『アナザー・デイ』 ポール・マッカートニー
8位 『ついて来るかい』 小林旭
9位 『砂漠のような東京で』 いしだあゆみ
10位 『ある愛の詩』 フランシス・レイ

よこはま・たそがれ 五木ひろし
松山まさる → 一条英一 → 三谷謙と名前を変え、レコード会社を変え、陽の当たる日を待ち続け、ついに掴んだ最後のチャンスが、よみうりテレビの「全日本歌謡選手権」でした。

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「全日本歌謡選手権」は、プロ・アマ問わずのオーディション番組で、ルックスよりも歌唱力が要求され、10週勝ち抜くとグランドチャンピオンとなり、レコード会社との契約が約束された。

プロ歌手は10週勝ち抜くことにより、世間の目を引くことが出来たのが大きかったですね。


1970年から放送スタートし、「スター誕生!」の1971年よりも早かったのです。
「スター誕生!」のアイドル系に対して、大人の歌手が多い番組でした。

司会は、元スリー・ファンキーズの長沢純(右端)。
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ここでまた注記。
スリー・ファンキーズこそ、元祖アイドルグループなのです。
1960年(昭和35年)にデビュー、『恋人は海の彼方に』、『ナカナカ見つからない』などのヒット曲があります。

3人グループですが、メンバーの入れ替えが何回かあり。
長沢純、高橋元太郎、手塚しげお、高倉一志、早瀬雅男が全メンバー。
高橋元太郎は、後の水戸黄門うっかり八兵衛、手塚しげおは矢車剣之助ですね。

結成は初代元祖ジャニーズよりも早い。
スリー・ファンキーズが懐メロ番組に出たときに、リーダー格の長沢純が、それを自慢していました。



さて、全日本歌謡選手権ですが、初代グランドチャンピオンは胡浜三郎(えびすはまさぶろう)。
現在の森進一の物まねタレント森進伍です。

他には、中条きよし、真木ひでと、八代亜紀、天童よしみ・・・などなど。

『よこはま・たそがれ』は、五木ひろしとしてのデビュー曲ですね。


よこはま たそがれ ホテルの小部屋
くちづけ 残り香 煙草のけむり
ブルース 口笛 女の涙
あの人は 行って 行ってしまった
あの人は 行って 行ってしまった
もう帰らない


『よこはま・たそがれ』 五木ひろし
作詞・山口洋子 作曲・平尾昌章


結局、大ヒットになり、各種音楽賞の部門を獲得し、一気にトップスターの仲間入り。

将に、苦境からの脱出。
どんな状況でも、一縷の望みはいつも持っていなければいけないですね。

いつ蜘蛛の糸が降りてくか分かりませんね。


ペタしてね



開港150周年を記念しての好きな横浜の歌アンケートでは第3位です。
数多い横浜をテーマにした曲の中でも、すっかり、横浜の代表曲となりました。

ちなみに、第1位『ブルー・ライト・ヨコハマ』、第2位『赤い靴』、第3位『よこはま・たそがれ』、第4位『横浜市歌』、第5位『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』




スリー・ファンキーズをご存知の方は、こちらもどうぞ
『ナカナカ見つからない』
作詞・青島幸男 作曲・桜井センリ

クレイジーキャッツのピアニスト桜井センリが曲を作っています。

幼少からクラシック・ピアノを学び、早稲田大学在学中からジャズ・ピアノの名手として活躍していた人なんですね。


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