いつもお世話になっている有限会社キャリア・サポートの三厨万妃江さんが介護事業者さま向けに開催された、利用者満足につながる社員の育て方」セミナーに参加させていただきました。


  ◆三厨万妃江さんのブログは→こちらから


この度、いくつか制作のご依頼を受けていますので、カメラマンに撮影に入っていただきました。


いつものこの方にお願いしてます→クリスフォトグラファーさんのブログ



名古屋のWEBプロデューサー 柳沢美奈子のビジネスセンスアップ!-キャリア・サポート様セミナー


このセミナーに先駆けて、「社員の離職状況とサービス力に関するアンケート」調査が実施され、その結果を踏まえてのお話です。


介護業界のスタッフは、技術的な面も求められますが、何よりも人柄や意欲、コミュニケーション能力が問われる立場です。


一般的な仕事と比較しても離職率が高いそうなのですが、今回アンケートに回答くださった事業所では比較的定着率がよく、セミナーにも意識の高い方が多く参加されていたようです。



セミナーでは、ブータン王国の国民総幸福力についてのお話がありました。


すべて国民が幸せかどうかを基準にしているブータン王国。


その明確な指針を実行することで、国民の95%が幸せと思っている国です。


そのブレない指針は、きっと私たちの仕事の現場にも当てはまるということでした。


 何のためにやっているのか


仕事はその目的を果たすための手段にすぎません。



「いったい誰を幸せにするために仕事をしているのか」


私もいま一度しっかり立ち戻って考えようと思ったのでした。




また、三厨さんがいつも伝えているのは、当たり前のことを当たり前に実行すること。


いくつか具体的なポイントを伺いました。


どれも当たり前で難しくないことばかりです。


参加された介護事業者の方々も、きっと明日から現場で実行されることと思います。



実は今日、会場にマスクをして参加された方がいらっしゃいました。


感染防のためのマスクとおっしゃっていましたが、ご自分たちが風邪やインフルエンザに感染すれば当然スタッフや利用者さまに感染するリスクが高まります。


介護事業において、感染に関しては徹底した配慮が必要になりますが、実際マスクをしていらっしゃったのはその方たちだけでした。


言葉で予防を訴えることはだれでもできます。でも本当に実行されているのです。


こうしたことを大切に実行される姿を拝見すると、実際のお仕事の現場でも小さなことを着実に積み上げていらっしゃるだろうと確信できます。


ついつい口だけになりがちな自分が恥ずかしく、また頭の下がる思いでした。



なんだかとっても勉強になり、また自分を振り返るいい機会になった一日でした。


キャリア・サポートの皆様、ありがとうございました。