親切なクムジャさん | 映画、言いたい放題!

親切なクムジャさん

先月はほとんどレビューをかけませんでした。

何故かというと、

韓国のドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」にはまっていたから。f(^^;)

ネットの無料放送で毎日一話ずつ更新され、

その分、一話ずつ消えていくので、

観られない日があるとまとめて観るため

2,3時間かかってしまい、

それに時間がとられ、映画をみることがほとんどできませんでした。(T^T)

この映画は脚本ゼミの友人が褒めていたので、

観ようと思いました。

主演はチャングムのイ・ヨンエさん。

チャングム漬けだぁ~。(*o*)


20歳の時、幼児誘拐殺人事件の犯人として投獄され

13年間服役している彼女は、

その天使のような容貌と慈愛に満ちた行動で、

同じ服役囚人達から「親切なクムジャさん」と呼ばれていた。

だが「親切なクムジャさん」とは、

無実の彼女を殺人犯に陥れた「ベク先生」への復讐への

長く、周到な布石だったのだ。


監督はパク・チャヌク氏。

「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ 」に続く

「復讐3部作」の最終章だそうです。

私は「オールド・ボーイ 」がダメだったのですが、

あの作品と同じような理由でダメでした。

「復讐者に憐れみを」は未見なのでわかりませんが、

オールド・ボーイ 」もこの作品も

復讐をテーマにしているのですが、

主人公の復讐となる最初の殺人の理由が

私にはよくわからないのです。

その理由の曖昧さゆえに主人公が怒るというわけでもなく。。。

というわけで、主人公の復讐に感情移入できません。

天使のような顔のヒロインが

その顔に合った親切が実は、、、という設定は

面白いと思うのですがね。

というわけで、前半は楽しめました。

オールド・ボーイ 」と同様、後半はグダグダです。(笑)

子供を殺された親たちが

「犯人には子供はいるのか?」と言い出した時は

面白くなりそうだと思ったのですが、

映画はそこには触れずじまい、

勝手に進んで行きます。

結局何がやりたかったのかはよくわかりませんでした。

オールド・ボーイ 」が、金持ちっていいね、という映画なら

この作品は、美人っていいね、という映画というのはいい過ぎですかね。

まー、綺麗だから最初にそんな目にあったのだろうけれど。。。

っていうかぁ、、、

彼女を信じないでください 」でもそうだったのだけれど、

「綺麗な人」というセリフが多いのは韓国映画の特徴?

確かにイ・ヨンエさんは綺麗だけれど

そこまで強調するほどですかね??

と言ったら、男の友人に

「綺麗ですよ!!」

と言われてしまった。( ^ _ ^;
ま、私が言うなってことだろか?


ともかく、この監督とは私は合わないみたいですね。

「復讐者に憐れみを」はもちろん見ません。

合掌。

役に合わせて痩せたり膨らんだりするチェ・ミンシクが

今回、超デブなのは見る価値があるかもです。(爆)


ストーリー  ★★★
映像     ★★★
音楽     ★★★
総合評価  ★★☆


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