父に捧げる二楽章 | IN VINO VERITAS

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とあるヴァイオリン弾きの日々雑感

父が愛したベートーヴェン。

楽譜は読めず楽器も弾けなかったけれど、シンフォニーの5番は終楽章まで全部歌えた(笑)父。

父が愛した二楽章。

それがこんなにも美しいものとは…あの頃は気づかなかった。

この二楽章の何がそんなに好きだったのか…。
今ならわかる。なぜ、好きだったのか。


父に捧げる二楽章。

その意味を知った今、弾ける喜びをかみしめています。

11月にこの曲が弾けることは、私にとってこの上ない喜びです。
父は11月生まれでしたので。
誕生日当日ではないけれど。


ベートーヴェン作曲 交響曲第5番「運命」Op.67
第二楽章 Andante con moto