先日、お手伝いをさせていただいている
新郎様よりこんなご相談をいただきました
「父親が、
”代表謝辞の例文をもらってきてくれ”
って言ってたんですが・・・」
代表謝辞とは、
披露宴のラストに
ご両家を代表として皆さまにご挨拶をされる、
お役目のこと
ご両家のご両親様とは、
すでにお会いしてご挨拶をしています
その際に、
「小さなことでも
お気軽におっしゃってくださいね」
とお伝えしているため、
こうして頼っていただけることはとても嬉しい
謝辞の例文をさしあげることは、
とっても簡単！
ですが、
なにか違う気がする・・・
la!halでは、
新郎様の謝辞(※披露宴最後の新郎ご挨拶)に対して、
皆さまにこうお伝えしております
「一切考えてこないでください
」これは、約3年前、
お手伝いさせていただいた結婚式がきっかけです。
その時の新郎様は、
きっちりと謝辞を紙に書いて持っていらっしゃいました
だけど、謝辞の際、
その紙を投げ出されて、
ご自分の言葉で語り始められたのです
その時のお話始めの言葉が、
「お礼のご挨拶として、
用意をしていたのですが、
今日、皆さまに囲まれて
こんなに最高の時間を過ごさせてもらって、
紙を読むだけのご挨拶ではなく、
自分の言葉でお礼を言わせてください」
それから、約5分間でしょうか
1日で感じられた想いを
ご自身の言葉で語られて、
ご自身の言葉で感謝を伝えられました
ご列席者の皆さまはもちろん、
その場にいた老若男女・全ての人が、
感動の涙を流したのです
丁寧な言葉でもありませんでした！
綺麗な言葉使いでもありませんでした！
だけど、
新郎様の心からの謝辞だからこそ
皆さまの心に届いたのです
”新郎様は新婦様よりも
当日想う気持ちは大きいのかもしれない”
この新郎様の素敵な行動がきっかけとなり、
今現在、
全ての新郎様にこのことをお伝えし、
謝辞は考えずに来ていただいています
ご両家代表謝辞も同じだと思うのです
上の新郎様のように、
ご用意された謝辞の紙を投げ打って、
ご自身の言葉で語られたお父様に
何度かお会いさせていただきました
謝辞を読まれるものと、
ご自身のお言葉で語られるもの、
ご列席者様の心への響きの違いは
明らかにあるのです
かと言って、お父様にまで、
ご用意をしてこないでください！
紙に書いてこないでください！
と押しつけるわけではありません
ただ、私が用意した例文や
ネットで探した例文を参考にするのではなく、
お父様ご自身の言葉で綴っていただけたら
そんな想いです！
今回ご相談して下さった新郎様にも、
そのようにお父様にお伝えしていただくよう、
お願いをしました
すでに新郎謝辞のことをお伝えしていたので、
すんなりとお受けいただけました
カタチだけのものではなく、
心からの気持ちを込めて
そんなお手伝いをさせて下さい
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