無月経の原因を知ろう
シリーズ


やっとここまで来ました

自律神経

ホルモンの異常と
自律神経って関係あるの?


と思いがちですが

実はすごく深い関係があるので

しっかりと理解しなくては
なりません

ちなみに
自律神経の調整は

オーナー(視床下部)

の仕事です

今までオーナーについては
あえて無視していたけど

実は大変な仕事をしています

オーナーの仕事の一つは

社長(脳下垂体)にホルモン調整の
命令を出す事


これだけでも
かなり大変な仕事ですが

もう一つ

自律神経の調整も
行っています


ん・・・


そもそも
自律神経とは何ぞや?



自律神経っていうのは
意識しないでも勝手に出される
神経系の命令です

(電話線ね・・)
ホルモンの作用方法についておさらい:電話線とDM
↓↓
http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-11957563919.html

・心臓
・消化管
・血糖
・血圧
・体温


実は私達の体は
意識して動かしている部分は
意外と少なくて

意識しないでも
勝手に動いている部分が
とても多いのです


そして
意識せずに動いている物は
体の維持にとって大変重要で、

自律神経(交感神経・副交感神経)
によって、24時間制御されています


自律神経のイメージは
凄く前の記事で解説したのですが

一発で覚えられるものがあります


Fight or Flight
闘争か逃走か


おそらく、全ての生物が
体に有している
非常に動物的で
原始的な仕組みですが

私達の体は状況によって
大雑把に
闘争か逃走
常に2つの局面を選択します

絵で見ると
さらに分かりやすい・・



↑↑
Fight (闘争)


↑↑
Flight(逃走)

どうですか??

動物って
いつでも戦闘状態で
カッカしている訳では無いですよね?

・戦うとき
・気を抜いているとき


体の中では
全く異なる働きが起きています

皆さんでも
・興奮したとき
・気を抜いているとき

同じ様な反応をしているので
分かりやすいと思います

1)闘争状態

全身がカアーッとなって
血管が収縮、血圧が上がって
全身の末端にも血液が増えます

エネルギー代謝に注目すると
体に蓄えていたエネルギーを
すぐに使える様に変換して
全身に行き渡らせます

正に戦う為の状態で
日中や緊張状態で優位になります

2)逃走状態

闘争状態とは逆のイメージです

活発になるのは主に消化管系で、
食物からエネルギーを作り出し
体中に蓄えます

闘いに備える為の状態ですね

睡眠中や食後は
この状態になります


ここまでが、自律神経の説明です

この自律神経が
常にオーナー(視床下部)によって
調整されています

さて
前に解説した

ストレスが常にかかる状態
http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-11967095440.html

になってしまうと
どうなるでしょうか?

皆さんも想像してみて下さい

Fight
Fight
Fight! Fight!
Fight! Fight! Fight!


本来、逃走状態を適度に作って
リラックスしエネルギーを
蓄えないとならないのに

ストレスによって
常に体を闘争状態においてしまうと


段々とオーナーの判断が
おかしくなってしまいます

この状態を

自律神経失調症

と呼びます

自律神経がおかしくなると
・ドキドキしたり
・目眩
・消化管の異常
・不眠
・耳鳴り
・吐き気


全身の様々な異常が起こります

そして
オーナーの異常は
もちろん社長の異常にもつながります


そう


無月経の原因になりうるんです

様々なストレスが
体に与える影響は
我々の想像以上に大きいのです

さて、次回で
社長がおかしい無月経については
一段落です

次回は
プロラクチンと無月経
について解説です

年内に書けるかな??


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